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メモリースティック賛同各社がフォーラムを開催、「Duo」「-R」など新製品を多数展示

2002/06/03
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●メモリースティック賛同企業は、各社が一堂に会し、様々な情報共有などを行う「メモリースティックフォーラム」を開催した。

今回のフォーラムでは、「メモリースティックの市場動向」「将来展望」「プロモーション活動」「技術情報」などが報告されるとともに、賛同各社よりメモリースティック対応製品やデバイスなどの展示が行われた。

展示された主な新製品を紹介していこう。まずは、標準のメモリースティックに対して、約1/3の小型化、約1/2の軽量化を実現した「メモリースティック Duo」。携帯電話やポータブルオーディオプレーヤーなどでの利用が想定されているという。また、アダプターを用いることで、標準のメモリースティックスロットでも使用することができる。当初16MB製品より発売を開始し、順次ラインナップの拡張を図っていくという。

読み出し専用のメモリースティックである「メモリースティック-ROM」も展示された。音楽や画像データなどのコンテンツをあらかじめ記録し、パッケージコンテンツとして販売するなどの用途が考えられる。マスクROMプロセスにより安価に生産できるとのことで、すでに8MB製品が量産可能となっている。

さらに、一度だけ書き込みが可能な「メモリースティック-R(仮称)」も開発されている。記録再生型に比べ低コスト化を実現でき、メモリースティックを用いたライブラリー作成やコンテンツビジネスなどの可能性を広げそうだ。

あわせて賛同各社は、本年3月にメモリースティックの全世界出荷累計が2000万枚を達成したと発表。また、2003年には累計6000万枚、2004年には1億2000万枚の出荷を見込んでいる。(Phile-web編集部)

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