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ソニー、音楽再生機能を搭載した薄型モデルの新クリエを発売

2002/05/29
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新しいクリエ「PEG-T650C」は写真のようにキーボードを装着して使うことができる
●ソニーマーケティング(株)は、クリエ「Tシリーズ」に音楽再生機能を搭載した「PEG-T650C」と、クリエ本体に装着して用いるコンパクトサイズのミニキーボード「PEGA-KB20」(別売)などの周辺機器を発売する。本体の価格はオープンだが、4万円前後での販売が予想される。

本機は日本語版Palm OS ver.4.1を搭載し、ビジネス用途に適したPDAだ。厚さ約12.5mmのコンパクトサイズを実現し、アルミボディを採用した。音楽再生ソフト「Audio Player(ver.2.2)」を搭載し、ATRAC3形式とMP3形式の音楽ファイル再生が可能だ。新たに「MegaBass機能」も備え、迫力ある重低音も聴かせる。

CPUには「Dragonball Super VZ(66MHz)」を採用。前モデルの「PEG-T600C」で搭載されていた33MHzのCPUよりも動作速度が向上し、画像表示やソフト起動、アプリケーションの切替時に威力を発揮する。

「PictureGear Pocket(ver.2.2)」、「Photo Stand(ver.1.3)」を搭載したことによって、JPEG画像を直接再生できるようになった。例えばデジカメで撮影した画像をメモリースティック経由でクリエに送り込み、その画像を直接閲覧できる。「PEG-T650C」では65,536色で、さらに鮮明な画像を再現できるほか、JPEG画像を「CLIE Mail」に添付し送信することも可能だ。

アプリケーションソフトには「Documents To Go 4.0 Standard Edition」、「Intellisync Lite for Sony CLIE」を搭載。PCで作成したWord、Excelファイルをクリエで編集出来るほか、編集後にはOutlookのデータと共に、PC上の元ファイルと同期させることができ、ビジネスシーンでの活躍が期待される。

本機ではさらに、充実した周辺機器が時を同じくして発売される。ミニキーボード「PEGA-KB20」はインターフェースコネクタ部で接続し、クリエのボディ表面に装着して用いる。文字入力の利便性がさらに向上することは言うまでもない。また別売の通信アダプター「PEGA-CF61」では、コンパクトフラッシュタイプの通信カードを利用して、ネットワークに接続できる。「クリエ」の背面にドッキングし一体化でき、接続ケーブルを使用することなく、インターネットやメールを楽しめる。バッテリーも内蔵され、「クリエ」本体のバッテリーを気にかけずに使用できる。さらにクリエ本体へ電源供給することも可能だ。

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドSONY
  • 型番PEG-T650C
  • 発売日6月8日
  • 価格オープン価格(予想実売価格:4万円前後)
【SPEC】
●解像度:320×320dots、65,536色
●外形寸法:約71.8W×118.0H×12.5Dmm(最大突起部含まず)
●質量:約140g(スタイラス含む)
●使用可能時間:通常使用約10日間
●対応OS:Windows XP Home/Pro、98SE、2000Professional Edition、Me
●主な付属品:USBクレードル、ACアダプター、ACコード、ステレオヘッドホン(ボリュームコントロール付)、スタイラス、インストールCD-ROM等

【オーディオ機能】
●周波数特性:20Hz〜20,000Hz
●記録媒体:マジックゲートメモリースティック・メモリースティック*3
●記録方式:ATRAC3・MP3方式
  • ブランドSONY
  • 型番PEGA-KB20
  • 発売日6月8日
  • 価格オープン価格(予想実売価格:5,000円前後)
【SPEC】
●最大外形寸法:約89W×17.5H×42.5Dmm
●質量:約30g

  • ブランドSONY
  • 型番PEGA-CF61
  • 発売日6月8日
  • 価格オープン価格(予想実売価格:15,000円前後)
【SPEC】
●最大外形寸法:約70.0W×127.6H×19.9Dmm(最大突起部含まず)
●質量:約90g(カード含まず)