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ケンウッドが抜本的再建計画を発表〜ホームエレクトロニクス事業の大幅縮小も検討

2002/05/27
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●(株)ケンウッドは、同社の経営を健全化するための再建計画を発表した。

まずは役員体制を刷新する。取締役社長の中野宏氏が退任し、株式会社東芝顧問河原春郎を外部より招聘する。

また、カーエレクトロニクス事業、無線事業を当社コア事業と位置付け経営資源を集中するとともに、その他の事業については売却を含めた抜本的な事業構造改革を実行する。特に、長年にわたり赤字を続けてきたホームエレクトロニクス事業については、大幅な事業縮小を実行し、他社との包括的な業務提携も検討していくという。

さらに、生産設備の最適化の実現、販売ネットワークの縮小、集中化による販売管理費削減とマーケティングの効率化の実現を目指していくほか、本社のスリム化、工場、販社の再編・統合・売却等により、連結人員を2700 名(約30 %相当)削減する。

固定費の圧縮も試み、再建の目処が立つまで、平均15%の給与カットを実施する。(Phile-web編集部)

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