システムソフト販売大手のソフトボートがエンターテイメント市場に新規参入

●システムソフト販売大手の（株）ソフトボートは独MAGIX社が開発した音楽＆ミュージッククリップ作成ソフト「MAGIX Music！」と「MAGIX Audio Cleaning！」を5月31日より発売すると発表した。両製品ともに価格は9,800円となる。

「MAGIX Music！」は、あらかじめ用意されたライセンスフリーの多数のサウンドファイル、ビデオファイル、ソフトウェアシンセサイザやエフェクトを用いて、音楽ファイルのコラージュやホームページの作成を行なうことができる。操作に難しい知識は不要で、サンプルを自由に組み合わせたり、エフェクトをかけてオリジナルの音楽やミュージッククリップが作成できる。完成したファイルはホームページにアップロードしたり、メールで直接配信でき、世界中のMAGIXユーザとコラボレーションしながら作品を作り上げることも可能である。

「MAGIX Audio Cleaning！」は、レコードやカセットテープ、CD、MP3などあらゆる録音メディアに対応するクリーニング/エフェクト機能とCD作成機能を備えたソフトウェアだ。傷ついたレコードのノイズや、カセットテープのテープが擦れる音、過圧縮のMP3のノイズなど、軽いノイズから耳障りな音まで、デジタルクリーニング機能によって除去することができる。

ソフトボートは今年の1月15日にMAGIX社と日本国内におけるライセンス契約を締結し、今後はこれまで活躍を続けてきたユーティリティソフト市場のみならず、パーソナル市場を中心としたエンターテイメントソフトウェア市場に積極的に進出していくとのこと。今後、MAGIXエンターテイメントソフトウェアシリーズだけでも、今期中に5タイトルのリリースが既に予定されているということだ。
（Phile-web編集部）