HOME > ニュース > ソニー、APSフィルムサイズを実現した615万画素CCDを出荷

ソニー、APSフィルムサイズを実現した615万画素CCDを出荷

公開日 2002/02/20 18:25
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
1.8型カラーCCD撮像素子『ICX413AQ』(右は1/2.7型有効202万画素カラーCCD撮像素子:参考)
●ソニー(株)は、一眼レフタイプのデジタルスチルカメラの需要に対応し、APSフィルムとほぼ同じ撮像面サイズで有効615万画素(総画素数631万)を実現した1.8型カラーCCD撮像素子『ICX413AQ』を2月より出荷開始する。サンプル価格は60万円。

本CCDを使用することで、銀塩式一眼レフカメラで標準となっている光学レンズをそのままデジタルスチルカメラで利用することができ、両者の光学設計の共通化を実現するなど、効率的な商品開発・設計を可能にするという。また、有効615万画素に加え、同社従来比5倍となる高感度化も実現し、銀塩フィルムに匹敵する高解像度と高画質化を実現した。

●主な仕様
□型名:ICX413AQ
□イメージサイズ:対角28.40mm(1.8型)
□形式:インターレーススキャン・インターライントランスファー方式
□有効画素数:約615万(3040水平×2024垂直)
□総画素数:約631万(3110水平×2030垂直)
□ユニットセルサイズ:7.8μm×7.8μm 正方画素
□色フィルター配列:原色モザイク配列
□最大水平駆動周波数:25MHz
□センサー飽和信号量:900mV
□感度:1060mV
□スミア値:-100dB
□パッケージ:34pin plastic DIP
□外形寸法:37.2(H)mm×25.4(V)mm×2.6(t)mm(リード含まず)

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE