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(東芝・技術展6) HDDよ、お前もか…。HDDのパッケージメディア化作戦 

公開日 2002/01/31 11:50
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●「内蔵HDD××GBで、タイムシフト録画が楽しめます…」これが電機メーカー各社の家庭用HDDレコーダーの謳い文句。しかしHDDレコーダーの本当の楽しさは、使ったユーザーでないとわからないのが難点。

それはHDDが内蔵だからいけないのだ!?

やっぱり録画・録音コンテンツはカセットテープなり、光ディスクなりで保存・コレクションしていくことに魅力があるようだ。デジタル技術は進めど、どこまでも人間はアナログということかもしれない。

HDDを差し替え可能なカートリッジ式にしてみました。

というのが“2.5型AV用HDD”。もちろん内蔵型のHDDレコーダーにも採用される技術だが、試作機で展示されていたのは、カートリッジ式のHDDを差し替えるというタイプ。記録容量は40GBで、小型(9.5mm厚)、軽量(99g)、低消費電力(2.3W)でモバイル用途にも使える。AV用ということで、その書き込み安定性を保証し、AV用コマンドをサポート、リトライや代替処理まで最適化したHDDだ。

カートリッジ型として商品化するには、各社間の取りまとめをしなければ、プライベートフォーマットになってしまい危険だ。どこまで現実的な話なのかは疑問だが、ハイビジョン記録できるレコーダーとして商品化できれば、魅力的だ。(AVレビュー編集部)

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