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▼▼ホームシアターファイル編集部のCESレポート▼▼<2>CES2002に見るイージー・トゥ・ユース その1

公開日 2002/01/12 14:55
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●「ポストAMX、クレストロンを探せ!」そんなキーワードがじつは隠されているかのような2002年のCEショー。LVCC(ラスヴェガス・コンヴェンションセンター)サウスウイングには、ホームシアターのイージー・トゥー・ユース化を指向する流れが、はっきりと現れている。
 
UNIVERSAL REMOTE CONTROL社は、ホームシアター用インテリジェントリモコンの専業メーカーといっていいが、会場に出品した新製品は、最近の流れ通り、大型のLEDディスプレイを持ち、通信でプログラムの書き換えができ、マクロが組めるタイプ。日本市場に導入済の製品としては、米国マランツの製品(RE5000)があるが、UNIVERSAL CONTROLは、リモコン機能のセットアップを一般ユーザーがPCを使ってできることに重点を置いていることがこれまでと違う。添付のソフトをユーザーがPCにインストールし、ユーザーの使用環境にあわせたグラフィックで美しい設定内容を、通信ポートからリモコン本体に転送する。価格は邦貨にして5万円くらいである。
 
CEDIA(カスタムインストーラーの連盟)の出展ブースには、ウォールマウント(壁埋め込み)方式のマルチゾーン・システムコントローラーが展示されていた。これで、DVD、FM、CATVといったーディオビジュアルのソース選択と照明など、視聴環境のコントロールを行うわけだが、この種の提案でより本格的でシステム性の高いものが、日本のオンキヨーが自社のAVアンプについてライセンス契約したことで話題になった、RUS SOUND社のA BUSである。幸いCEショーの会場にてINTERNATIONAL SALES ADMINISTERのデヴィッド・トーレ氏にインタビューする機会を得たので、本稿に続く、レポート3にて、そのアウトラインを紹介しよう。(ホームシアターファイル編集部)

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