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△△△会田 肇のCESカーAVレポート△△△今年のカーオーディオ市場を決める新商品をレポート

公開日 2002/01/08 21:10
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●毎年、新年が明けた直後に開催されている北米最大のエレクトロニクスショー「CES(コンシューマエレクトロニクスショー)」が1月8日から11日(現地時間)までの日程で、アメリカ・ラスベガスで開催されている。

このショーでは、ホーム用オーディオ&ビデオ、カーオーディオをはじめ、ホームネットワーキングなど、最先端のエレクトロニク関連商品が数多く展示され、世界各国から集まるディーラーも多数参加するトレードショーともなっている。とくにカーオーディオに関しては、その年の市場を占う新商品を集めるショーとしても注目を集めており、今回も日本のカーオーディオメーカーをはじめ、米国、欧州などから多数のメーカーが出展した。

会場はこれまでいくつかのホテルに分かれての展示となったり、何かと不便な状況下で開催されていたが、今年はこれまでも使用していた北ホール、中央ホール、ヒルトンホテルの会場に加えて、中央ホール南隣に新築した南ホールがオープンし、かつてない広々とした空間での開催となった。

このカーオーディオで注目されたのは、各メーカーがカーAVへの展開をさらに積極的に進めていることだろう。昨年は大きなアクシデントに見舞われた米国だが、それにもかかわらず自動車の販売台数は1700万台を超える史上二番目を記録。しかもその多くはミニバンを含むトラックが占めたといわれ、長時間乗車する機会の多いアメリカではカーAVに人気が集まるのは、それは至極当然なことでもあったのである。

ただ、カーAVはシステム性が高く、各製品の価格も高い。しかし、昨年は2500ドルもする液晶モニター付きDVDビデオ・レシーバーが底堅く売れ、これは米国経済の力強さを裏付ける証とも言える。会場ではこうした状況を受けて、高級カーAVレシーバーが各社で見ることができた。(会田 肇)

写真左:2002 International CESが開催されたラスベガス・コンベンションセンターのメインゲート

写真右:イクリプスが発表した液晶モニター付きDVDレシーバー・AV8022。6.5型ワイド液晶モニターを備え、DVDビデオ再生も可能。5.1chデコーダーも備えたAV8032は2500ドル。

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