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松下電器がインターネット電話の広域での実証実験開始

公開日 2001/12/14 18:48
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●松下電器産業株式会社は、2002年1月からインターネット電話サービスの実証実験を開始する。

インターネット電話は、一般の回線交換電話に比べて、距離に関係なく低コストで電話することにメリットがあり、またブロードバンドサービスの重要なアプリケーションと考えられている。今回松下電器が採用するのは、ピアツーピアと呼ばれる方式で端末同士が直接通信することを前提としている。

実証実験は、関西地区でCATV事業を展開している関西ケーブルネット傘下のCATV局6社と同社が運営しているインターネットサービスPanasonic hi-hoで行われる。

実証実験の内容は、CATV局6社のインターネットサービス利用者対象にモニターを募集し、各家庭での利用を想定。現在使用中の一般電話機とアダプターをケーブルモデムに接続してのインターネット電話サービスを行う。また東京・大阪のhi-hoの拠点で数台のルーター経由でのPhone to Phoneの実験を実施。実験においては、次世代のインタネットプロトコルであるIPv6による実験も行う。なお、実施期間は2002年1月〜3月の予定。(ホームシアターファイル編集部)

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