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シャープ、米メーカーと共同で無線ブロードバンド対応ネットワーク機器群を展開

公開日 2001/10/16 17:14
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●シャープ(株)と米ソーマ・ネットワークス社は、無線でブロードバンドインターネットと音声サービスを同時に提供できる、次世代ホームネットワーク機器群を共同で開発することで合意した。
 
高速大容量のブロードバンド通信普及にむけては、基幹回線から各家庭までの“ラストマイル”の高速化・簡易化や、さまざまなニューコンテンツを家庭内で自在に楽しみ、活用できる新しいホームネットワーク機器の開発が課題になっている。

ソーマ・ネットワークは、一般回線並に品質の良い音声と、高速データサービスを統合してユーザーに提供する技術や、“ラストマイル”に次世代無線技術(W-CDMA)を応用し、交換機等の設備が不要な分散型コンピューティング技術を適用したシステムを実現する技術を持っている。

また、通信事業者は、ソーマ・ネットワークを利用することにより、比較的安価にインフラを構築でき、加入者数の増加への対応や、課金を含む顧客管理にも容易に対応が可能。

一方シャープは、得意の液晶技術や、このネットワーク商品に不可欠なデジタル技術、無線技術、小型化設計技術、生産技術、量産技術に加え、コンシューマ市場における豊富な経験を持っている。
 
両社の得意技術を融合することにより、ブロードバンド環境に適した新しい各種家庭内ネットワーク機器を生み出していく。第1弾として、北米市場にむけ、2003年度を目標にホームネットワーク機器を商品化する予定。(Phile-web編集部)

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