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<カーAV>車内に「自分だけのコンサートホール」をつくる「ボーズOEMサウンドシステム」

2001/09/10
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●車の設計段階から各自動車メーカーとの共同開発をスタートするという設計への取組みと考え方によって誕生した「ボーズOEMサウンドシステム」。他のカーオーディオとはまったく違うこのシステムを紹介しよう。

ボーズでは、まず、車種毎に異なる車内空間音響特性を把握するために、独自のノウハウに基づく方法で、基本となる音響特性データを測定。リスナーのいかなるドライビングポジションにも対応できるように、また、より測定精度をあげるために、膨大な量のデータを測定するのである。ボーズは、これらのデータを的確に評価し最適化をはかる事によって、それぞれの車の車内空間音響特性を整え、ライブ演奏を正確に再現し得るシステムへと性能を高めるべく、システムの特性をチューニングしていく。そして、車種それぞれに合わせたオーダーメイド設計で、車1台1台に最もふさわしいサウンドを実現させるのである。まさに、「自分だけのコンサートホール」の実現だ。

ボーズでは1982年、世界で初めて車種ごとに専用設計されたカーオーディオシステムをキャデラックに搭載した。それは、この車の設計段階からGM社との共同開発を行うことで実現したものである。そして現在、「ボーズOEMサウンドシステム」はAlfaRomeo(アルファロメオ)、Cadillac(キャディラック)、Honda(ホンダ)、Nissan(ニッサン)、Audi(アウディ)、Chevrolet(シボレー)、Mazda(マツダ)、Mercedez-benz(メルセデスベンツ)などさまざまなメーカーの車に採用されている。詳しくはボーズのホームページをご参照のこと。(Phile-web編集部)

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