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《山之内 正のベルリンショーレポート4》SACDマルチがドイツ人の高い関心を集める

公開日 2001/09/01 16:54
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リンのSACDプレーヤー(左)。B&Wノーチラス800(右)
●ドイツ人は、日本人やイギリス人と並んでオーディオに対する関心が強い国民として知られている。通信機器やコンピューターが占める比率が次第に高まりつつあるとはいえ、会場のかなり割合をオーディオ分野の展示が占めていることからも、関心の強さがうかがわれる。

なかでも、SACD、そしてDVDオーディオのマルチチャンネル再生には高い関心が集まっていた。SACDマルチチャンネルは各社のプレーヤーとソフトウェアを一堂に会したブースが設けられ、ソニーやマランツの製品に加えて、リン、クラッセなど海外メーカーのSACDプレーヤーも展示されていた。会場ではマルチチャンネル収録ソフトのリストも配布されたが、なかには日本国内でまだ入手できないタイトルも若干だが含まれている。

ハイエンドオーディオは、専用ブースを設けたメーカー以外にも、会場内の一角に複数のメーカーの共同ブースが設けられ、重要な製品をさりげなく展示している。こうした展示方法にも関わらず来場者の関心は大きく、随所で熱心な質問が繰り広げられていたことが印象的だ。(山之内 正)

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