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「infoComm japan」主要メーカーの展示をまとめてレポート!

公開日 2001/08/30 14:13
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<左>三菱ブース。サッカーコート全景が映し出された巨大なマルチビジョンに注目 <右>松下ブース。シリウスPROによる大画面が目を引く
●8月30日まで東京ビッグサイトで開催されている、映像の総合展示会「infoComm jpaan」。プロジェクターを使ったプレゼンテーションの認知が高まり、プラズマや液晶なども飛躍的な技術進化を遂げているだけあって、各メーカーの展示は非常に力が入っている。主なメーカーの展示内容をまとめてレポートしよう。

【Panasonic】
シリウスPROを使った200インチ超の大画面投映がまず目を引く。ブースの目立つ位置には「TH-50PHD3」などのPDPが展示されている。「E-シネマシアター」と名づけられた小劇場が設置されており、DLPプロジェクター「TH-D9610J」による、1080i映像が250インチの大画面に投映されていた。ジュラシック・パークIIIの予告編映像などがこの大画面で楽しめる。

【TOSHIBA】
新製品の書画カメラつき液晶データプロジェクター、Bluetoothワイヤレス接続機能付きのデータプロジェクターなどの展示のほか、家庭用向け製品として「TLP-MT7J」、“プラズマFACE”50P2000などが紹介されていた。

【MITSUBISHI】
DLP方式のマルチビジョン・リアプロに力を入れていた。50インチのDLPリアプロを18面つないだ、サッカーコート全景を映し出すマルチビジョンは圧巻。高い色再現性を誇るsRGBのデモも。

【SANYO】
UXGAプロジェクター「LP-UF10」2台をスタック投映。32V型プラズマテレビの大々的な展示も印象的。

【NEC】
小劇場「HDシアター」では、3チップDLPプロジェクター「SX6000J」による200インチ超の大画面投映が楽しめる。「ショコラ」など映画3作品をダイジェストで投映する豪華な内容。35mmフイルムと遜色のない精緻な映像に、観客から驚きの声があがっていた。ほかに94型・400万画素のリアプロにも注目。

【SONY】
ネットワーク対応のプロジェクターをメインに据え、使い勝手をアピール。VPL-CX3など、モバイルデータ液プロの展示も。Cinezaにはリビング風の空間があてがわれ、左右台形補正機能を効果的に訴求していた。

【YAMAHA】
DLPプロジェクター「DPX-1」映写コーナーを中心に、AVアンプやスピーカーの展示などもあり。

【PIONEER】
プラズマをメインに展示。この秋の話題作「PDP-503CMX」も置かれていた。直接画面にペンを走らせて書き込みの出来るプラズマ「Cyberboard」もアピール。

【BARCO】
Realityシリーズなど、業務用機中心の展示。

【SHARP】
IEEE802.11b方式によるワイヤレス伝送システムを中心に訴求。モバイルプロジェクターを多数展示していた。

【CANON】
紙袋を無料で配布したのが功を奏し、今回のinfoCommでは殆どの人がキヤノンの紙袋を下げていた。LV-73XXシリーズを中心とした展示。スクリーンを3面使用した、VR技術による仮想博物館「CYBER MUSEUM」も観客の目を引いていた。

【EPSON】
ネットワーク機能を持つデータ液プロ「ELP-8150」をメインに据え、ナレーターによる体験説明会を大々的に行っていた。

【日商エレクトロニクス】
DLP投映による3Dの大画面が注目を浴びていた。メガネに備え付けられた高速シャッターで視差を利用するおなじみの方法だが、画面が巨大なだけに臨場感は抜群。なぜかSAABのクルマがぐるぐる回るという内容なのが不思議。

(Phile-web編集部)

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