サムスン電子とソニー、“メモリースティック”事業で協力

2001年08月02日
●サムスン電子(以下、サムスン)とソニーは、デジタルオーディオやデジタルビデオカメラ、DVD、携帯電話、PC、携帯情報端末、テレビなどの民生用機器にサムスンがメモリースティックを採用する上で、両社が協力していくことを基本合意した、と発表した。

この基本合意に基づき、両社はメモリースティックの情報を共有し、お互いに協力することで新たなメモリースティック製品を展開していく構えだ。また両社は、メモリースティックを積極的に推進していくための共同プロモーションも検討している。
 
サムスンは、ノートブック型PCとデスクトップ型PC向けのメモリースティックアダプターを今年後半に発売することを予定している。さらに来年以降、サムスンのPCはメモリースティックスロットを搭載する予定となっている。ソニーはこうしたサムスンの製品開発に対し、技術的な協力を行なっていく。

【サムスン電子 社長 陳 大濟(チン・デ・ゼ)のコメント】
「フラッシュメモリーとDRAMは、サムスンの主力部品である。ソニーとお互いに協力することで、サムスンのフラッシュメモリービジネスはさらに価値あるものとなろう。 この協力によりわれわれは、ネットワーク化されたデジタル民生用機器分野を主導するためのインフラは構築できた。 メモリースティックの一般的な評価は非常に高い。そしてソニーのマーケティング力は大変優れたものである。 ユニークでエンタテインメント性に優れたさまざまなメモリースティック製品が数多く出てくるため、われわれは特別なサポートを行なっていきたい。 一方で、従来よりスマートメディアも供給してきたため、消費者が使用する記録メディアによって使い分けが可能なスマートメディアとメモリースティックの互換性を実現するアダプターも商品化していきたい。」

【ソニー株式会社 副社長 中村末広のコメント】
「われわれは、メモリースティックに関してサムスンと共同発表ができて大変うれしく思っている。 メモリースティックには現在167社の賛同企業がある。さらに今回、このような協力関係を構築したことにより、ブロードバンドネットワーク時代において消費者がいつでもどこでも簡単にネットワークサービスを得られるような、魅力的なメモリースティックのモバイル機器や家庭用機器の開発を加速させることができるであろう。」

(Phile-web編集部)