HOME > ニュース > パイオニア、第3世代パネルを搭載した50型業務用プラズマディスプレイ

パイオニア、第3世代パネルを搭載した50型業務用プラズマディスプレイ

公開日 2001/07/23 19:26
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
PDP-503CMX 
●パイオニア(株)は、業務用ワイド50型プラズマディスプレイ「PDP-503CMX」を、8月下旬より発売する。価格は135万円。

本機のパネルは新たに開発された物で、パネル解像度は1,280×768ドット。視野角は水平、垂直ともに160°以上を実現した。セルからの光漏れを低減する「ワッフル構造リブ」を改良した「ディープワッフル構造リブ」を採用し、プラズマ放電領域の拡大を実現。従来比50%の発光量向上と、60%の輝度アップを達成した。パネル輝度は900cd/m2と、業界最高水準を実現した。また、パネル前面には外光反射率を30%低減させるフィルターを搭載。これにより、コントラスト比が従来より80%向上し、900:1という画期的な数値を実現した。

さらに、従来モデルが採用していた「CLEAR駆動法」を改良。より階調表現を高めた「スムースCLEAR駆動法」を搭載した。特に低輝度領域の描写に効力を発揮するという。

消費電力も、50型プラズマディスプレイとして業界最小の380Wを実現。通常使用状態から最大20%の消費電力の低減を行なう「パワーセーブモード」や、自動的に待機モードになる「パワーマネージメント」機能も搭載した。

このパネルを使用した民生用のプラズマテレビの発売も期待される。プラズマを初期から牽引してきたパイオニアならではの製品を、楽しみに待ちたいところだ。(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックやデータを見る
  • ブランドPIONEER
  • 型番PDP-503CMX
  • 発売日8月下旬
  • 価格¥1,350,000
【SPEC】●画面サイズ:ワイド50型 ●有効画面サイズ:1,098.2×620.5mm ●アスペクト比:16:9 ●解像度:1,280×768ドット  ●視野角:160°以上(水平、垂直)  ●入力端子:RGB×2系統(ミニD-sub 15ピン、BNC)、アナログ音声×1系統(ミニジャック)  ●出力端子:アナログ音声×1系統(ミニジャック)、スピーカー出力  ●コントロール端子:RS-232C、コンビネーションIN/OUT、コントロールIN/OUT  ●消費電力:380W  ●外形寸法:1,218W×714H×98Dmm ●質量:38.9kg