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ジャストシステム、ソニー策定の「NetMD」規格採用のデジタルオーディオソフトを開発

2001/07/02
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●株式会社ジャストシステムは、ソニー株式会社が新たに策定したパソコンとミニディスク(MD)のインターフェース規格「NetMD」を採用したデジタルオーディオソフトウェアを今後開発し、市場に提供していくと発表した。

本ソフトは、著作権保護技術「OpenMG」を採用し、パソコンで楽曲の再生・管理を簡単に行うことができるもの。著作権を保護しながら、USBを通じてパソコンからMDへ簡単に楽曲を転送することができる。さらにパソコンからMD機器を制御することでMDに記録された楽曲を編集できる。著作権保護技術として実績のある「OpenMG」と「MagicGate」を採用しており、二世代以上のデジタルコピーを防ぎながら楽曲を楽しむことが可能である。

ジャストシステムは、99年12月の発売以来、高音質で高機能なデジタルオーディオソフト「BeatJam」シリーズを提供しているが、最新作「BeatJam XX-TREME」ではブロードバンド時代に対応し、音声圧縮技「ATRAC3」
の再生が可能になるなど、ブロードバンドネットワーク環境での新しい音楽の楽しみ方を提案している。「BeatJam」に、「OpenMG」と「MagicGate」を採用したソフトを開発することで、パソコンとMD機器による多様な音楽シーンを楽しむことができるもの。

ジャストシステムでは、今回の発表のように、先進の「NetMD」技術をいち早く採用し、MDとパソコンとの連携を強化することで、インターネットによる音楽配信など、今後大きな伸びが期待されるデジタル音楽市場において、使いやすいソフトウェアを通じた新しいデジタルミュージックライフの提案をしていくことを明らかにしている。(Phile-web編集部)

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