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ソニー、曲管理ができる“グループ機能”を搭載したポータブル/据え置きMD

公開日 2001/05/24 17:37
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<左>MDS-JE770 <右>MZ-E501
●ソニーマーケティング(株)は、MD長時間ステレオモード(MDLP)を搭載した、MDデッキ『MDS−JE770』及び“MDウォークマン”『MZ−E501』を発売する。両機は、MDディスクに録音した複数の曲をグループに分類し、お好みに応じて呼び出し再生できる“グループ機能”を採用している。

MDデッキ『MDS−JE770』は、“グループ機能”の登録、再生に対応し、“MDウォークマン”『MZ−E501』は、グループ機能を使って登録されたディスクの再生が可能。録音済みの曲を最大99グループまで分けて管理ができ、“グループ機能”を使うことによって、ディスクに録音された曲をアーティスト別やジャンル別などお好みのグループに分けることができ、グループを手軽に呼び出して再生することができる。

MDデッキ『MDS−JE770』では、“グループ機能”を使った操作を各種行うことができる。新しいグループを作って録音したり、録音済みの曲を新たにグループに分けたり、曲そのものを残したまま一度作ったグループを消すことが可能。別売りのパソコン接続キットを利用して、パソコン内の音楽ファイルをUSB端子経由で光出力し、デジタル録音することもできる。高音質での再生をめざし、録音時、音の微小レベルのビット配分をきめ細かく行う、ATRAC用DSP“TYPE-R”を搭載した。
 
“MDウォークマン”『MZ−E501』は、本体裏面に、“グループ機能”のON/OFF状態とバッテリー残量が一目でわかるLEDを搭載、また、充電に便利な“充電スタンド”を付属するなど使いやすさを追求した。本体と充電スタンドそれぞれ4色のカラーが用意されている。自分仕様の音質にカスタマイズできる好評の“デジタルサウンドプリセット”機能搭載や、連続約81時間再生を実現している。

記録時間が長くなればなるほど、曲検索は面倒になる。このグループ機能なら、一枚のMDにメチャクチャに曲を突っ込んで、あとでグループ機能によって聴きやすくまとめることもできそうだ。より手軽に音楽を楽しみたい人は注目の機能だ。(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドSONY
  • 型番MZ-E501
  • 発売日6月10日
  • 価格¥OPEN
【SPEC】●音声圧縮方式:ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)ATRAC3:LP2ステレオ、LP4ステレオ ●周波数特性:20〜20,000Hz±3dB ●ワウフラッター:測定限界値以下 ●出力端子:ヘッドホン(ステレオミニジャック) ●外形寸法/最大外形寸法:約74.5×80.5×17.9mm、最大突起含まず/約76.5×81.5×19.2mm(幅×高さ×奥行き) ●質量:約80g(本体のみ)/約105g(含む充電池) 
  • ブランドSONY
  • 型番MDS-JE770
  • 発売日6月21日
  • 価格¥OPEN
【SPEC】●周波数特性:5Hz〜20,000Hz±0.3dB ●ダイナミックレンジ(JEITA):96dB以上 ●S/N比(再生時):98dB以上 ●全高調波歪み率(JEITA):0.006%以下 ●最大外形寸法:430W×95H×285Dmm ●質量:約3.1kg ●消費電力:11W