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カメラメーカーのペンタックスがデジタルコンテンツ事業に参入

公開日 2001/05/22 18:35
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●旭光学工業株式会社は、画像を含むデジタル・コンテンツ配信事業へ参入することを決定し、事業の開始にあたり、リンガマスター株式会社と共同で”半導体メモリー使用の小型音楽・音声プレーヤー”を開発することになった。

 昨今の急激なインターネットの発達から、今後ダウンロード型の音楽配信サービスが本格化すると見られている。同時に、半導体メモリー等を使用した小型の音楽プレーヤーのブームが2002年には始まり、2005年頃には膨大な市場になると予想されていることをふまえ、同社では、語学の対比学習で効果が高いと注目されている「VIT/SS方式(通称:リンガマスター方式)」の特許を持ち、音声のネット配信に関する高い技術を保有している、リンガマスター株式会社に資本参加(発行済み株式の16.8%を第三者割当増資で取得、増資後資本金:2億9,800万円)のうえ、共同で製品開発を進めることにしたもの。

 事業の第1弾となる開発製品は、一般的なメモリー・プレーヤーと同じくMP−3等で圧縮された音楽を聴ける他、「リンガマスター方式」のコンテンツもダウンロードして聴く事ができるもの。製品開発は共同で行い、製造・販売は旭光学が行う。来年夏までに発売を予定し、ブランドは「PENTAX」、製品には「リンガマスター方式」を示すマークが付く。また、インターネットを通したコンテンツの配信事業も共同で行う予定だ。

(AVレビュー編集部)



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