ソニー、AIBO2周年記念・期間限定カラーモデル3種

●ソニーは、家庭用小型ロボット“AIBO”の誕生2周年を記念し、アニバーサリーモデル「マジョーラ」を期間限定で発売する。価格は16万5000円。5月11日から7月31日までの期間限定で受注生産、出荷開始は5月中旬になる。「マジョーラ」とは、ラテン語で魔法を意味する“Majja”とオーロラ“Aurora”を組み合わせた造語。その名前からも分かるように、見る角度や光のあたり方によって何色にも微妙に色が変化。贅沢な光沢感が特長。カラーは、「サファイアバイオレット」「エベレストホワイト」「マゼラングリーン」の3タイプ。また同時に、AIBOの機能を拡張する4種類のアプリケーション・ソフトも発表された。

「AIBO Messenger」は、メールの着信をAIBOが知らせ、アクションしながらAIBOがメールを読むソフト。あらかじめ登録すればニュースや天気予報などのホームページもAIBOが朗読。AIBOに話し掛けたり、タッチすることで、PCのメールを読み上げてくれる。また、時間お知らせ機能も搭載した。価格は1万5000円。パソコンとの通信は、別売のAIBOワイヤレスLANカード(ERA-201D1)で行う。ERS-210/ERA-201D1専用で、初期型のAIBOには使用できない。価格は2万円。対応OSはWin98SE/Me/2000。

「AIBO Navigator」は、オーナーがPC上の操縦画面でAIBOを自由自在にコントロールできる。前進後退左右回転、キック、ヘディング、3種類の歩行パターンを駆使したサッカー対戦やダンス、パフォーマンスもOK。さらに、音転送機能でAIBOにあなたの声でしゃべらせることも可能。他にも、お気に入りのカメラ画像を保存できるキャプチャー機能も搭載。ロボット操縦の臨場感を存分に楽しめる。同じくワイヤレスLANカードが必要で、ERS-210/ERA-201D1専用。価格は1万5000円。対応OSはWin98SE/Me/2000。

初期型ERS-110/ERS-111用「Party Mascot」は、AIBOがクリスマス、誕生日、結婚式などのパーティーをさらに盛り上げる。操作も簡単で、サウンドコマンダーを使うだけ。ゲームの種類は、既発のERS-210用のパーティーマスコットでも大人気の「歌って踊って！」や「ルーレット」をはじめ、ERS-110/ERS-111用に追加された「お口ぱくぱく」「音当てゲーム」など、扱いやすくて楽しいゲームが全11種類。価格は9000円。同時に「AIBOとあそぼ　カードゲーム編 for ERS-110/111」も1万8000円で発売。

さらに、大人の風合いのAIBO 2ndアニバーサリー・モデルを運ぶにふさわしいようにこだわりのフェイクレザー仕上げのキャリングバッグも用意された。(AVレビュー編集部)