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東京唯一のリサイクルプラント4月2日より操業開始

2001/03/23
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●日立製作所(電力・電機グループ)と有明興業が中心になって設立した東京エコリサイクルが建設を進めてきたリサイクルプラントが竣工。4月2日から操業を開始する。

東京都・江東区に建設した同プラントは東京都では唯一。家電リサイクル法で定められた4品目(冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン)の指定取引場所を兼ねており、これらを適正処理・再資源化を行っていくというもの。

回収された使用済みの家電4品目は、分解・選別後、破砕機などを使用して鉄、非鉄、プラスチック等に分別。分別した部品、素材を適正処理・再資源化していく。

特に、冷蔵庫、ルームエアコン用冷媒フロンに加え、冷蔵庫の断熱材フロン(冷媒フロンの3〜4倍量)についても自主回収し、適正処理していくという。さらに今後は、他の家電製品や電子・電気機器などの再商品化などについても、積極的に対応していくという。

●東京エコリサイクル株式会社
事業:特定家庭用機器再商品化法に定める再商品化等の事業
代表者:取締役社長佐野強/取締役副社長大川健治
本社:東京都江東区有明1丁目2番27号
工場:東京都江東区若洲38番
工場の設備能力:40万台/年(8時間/日)
資本金:3億円
出資比率:日立製作所51%、有明興業34%、三菱電機3%、シャープ3%、三洋電機3%、ソニー3%、富士通ゼネラル3%

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