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ケータイは6万5千色が主流に? シャープが新型コントローラを発売

2001/03/21
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●シャープは、携帯電話用カラーSTN液晶向けに、業界で初めての6万5千色表示と待機時の低消費電力特性を両立させる液晶コントローラ<LR38840>を開発し、2001年4月中旬からサンプル出荷、6月から量産出荷を開始する。

携帯電話でのインターネット接続、画像/ゲームなどコンテンツの多様化に伴い、カラー液晶搭載の携帯電話が急激に増加している。またカラーコンテンツの充実に伴い、これまでの256色表示から更なる多色化が強く求められている現状がある。一方、多色化に伴い部品点数の増加やシステムコストのアップ、さらには消費電力が上昇するなど、その実現には多くの課題があったのも事実だ。

今回、こうしたニーズや課題に応え、同社独自の回路設計技術により、色鮮やかな6万5千色表示を可能にする液晶コントローラを業界で初めて開発。この液晶コントローラを、現行の同社製256色表示STN液晶モジュールに付加するだけで、6万5千色表示が実現できる。さらに、パワーセーブ機能により、待受け時は256色表示に切り替え、消費電力を動作時の1/10に低減するなど大幅な低消費電力化も実現した。(Phile-web編集部)

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