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★ ★ ★山之内 正のCESデジタルAVレポート(3)★ ★ ★

公開日 2001/01/07 22:19
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テレビとネットワークとハードディスクレコーダーを合体したUltimateTV(“究極のテレビ!”)。本体(左)と画面(右)
●一方のマイクロソフトは、ブース内に、書斎、寝室、子供部屋、キッチンなど典型的なファミリーの部屋を再現し、それぞれの部屋でホームネットワークがどう機能するか、具体的に提示するデモを行った。こうした見せ方は家電メーカーのどちらかというとおとなしい展示に比べてインパクトがあり、多くの来場者を集めていた。

同社が盛んにデモを行ったテーマのひとつが、テレビとネットワークとハードディスクレコーダーを合体したUltimateTVだ。ソニー、ディレクTTVなどと共同で開発したこのテレビサービスは、インターネット、放送、ビデオのそれぞれの機能をリンクすることで、テレビを見るスタイルを一新させるというもの。

チーム名を入力してお気に入りチームのフットボールの試合だけを録画するなど、充実したEPGと組み合わせてさまざまな機能を実現している。ソニーのハードディスクレコーダーの使い勝手をさらに向上させた印象だった。最長録画時間は35時間と、かなり長い。

同様なサービスはTiVOやReplayTVがすでに行っており、両社も新しい機能のデモを行った。ディレクTVチューナーと組み合わせてデュアル衛星チューナーを機能を実現すると、子画面で別番組を見たり、同時に2番組を録画することもできる。ウェブの閲覧はもちろん、インターネットにつなぎ、メールを送受信する機能も実現しており、WebTVライクな動作もする。(つづく)

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