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日立とファンタスティックが消費者向けコンテンツ配信サービスの共同開発で提携

公開日 2000/10/27 15:13
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●日立製作所(以下日立)、ファンタスティック コーポレーション(以下ファンタスティック)は、このたび、衛星やxDSLを経由した一般消費者向けDTH(ダイレクト トゥ ホーム)マルチメディアブロードキャスティングサービスを、アジア地区向けに、共同開発することで合意した。

本合意に基づき両社は、ファンタスティックの持つブロードバンド・コンテンツ配信/管理ソフトや、ブロードバンド技術、マルチメディアコンテンツの有効利用に関するコンサルティングノウハウやスキルと、日立のもつデータセンタをはじめとする各種プラットフォームや、透かし、暗号化、画像圧縮といったコンテンツフォーマッティング技術を融合した、コンテンツ配信ASPサービスを開発するとともに、本年12月よりフィジビリティスタディを開始する。両社では、2001年後半をめどに、メディア業界やエンターテインメント業界との協力により、コンテンツ収集・配信事業を行って行く予定である。


DTH(ダイレクト トゥ ホーム)マルチメディアブロードキャスティングサービスは、あらゆるジャンルのマルチメディアコンテンツを、PCやセットトップボックス、インターネット家電などに、効果的かつ迅速に届けるサービス。ファンタスティックは、放送とデータ通信の融合を可能にするソフトウェアを有している。また、日立はコンテンツ配信事業に必要なコンテンツフォーマッティング技術や、双方向コンテンツ配信事業に必要なサービスメニューを有しており、今後、ファンタスティックの配信管理技術を利用したデジタルコンテンツ収集・配信事業のプロデュースを行っていく。(Phile-web staff)

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