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日立など、インターネットを利用して岩波映画を購入するシステムを提供

公開日 2000/10/11 12:12
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●(株)日立製作所、(株)インプレスコミュニケーションズ、日本コロムビア(株)、(株)日立メディアプロは、岩波映画の文化遺産を継承する日立製作所のプロジェクト「デジタルカルチャーステーション(DCS)」の事業の一環として、インターネットを通して愛好家がビデオを購入できる仕組み「岩波映画フォーエバー・インターネット・エントリー」を提供する。

「デジタルカルチャーステーション」は日立製作所を中心に、日立グループが取り組む「デジタル技術によって、真に価値のある文化を記録・創作・継承・伝道・保存する事業」の総称。従来からのハードウエアやインフラ事業からサービスやコンテンツを含むトータルソリューションへと一歩踏み込んだ事業を目指している。コンテンツの範囲も岩波映画作品にとどまらず、芸術や文化全般へと広げていく考えだ。既にこの事業の一部として岩波映画作品、美術関係作品、ドキュメンタリーなどのインターネット販売をスタートしている(下記リンク参照)。

今回提供する「岩波映画フォーエバー・インターネット・エントリー」は、インターネット上で岩波映画作品のデジタル化に参加できる者を広く募り、完成した作品のビデオを購入してもらう資金でデジタル保存を進めていくプロジェクトである。第1期として「岩波映画特選ビデオライブラリー第1集」(VHS10巻セット15作品)を限定製作する。募集期間は2000年10月10日〜2000年12月31日、商品完成が2001年1月下旬、商品の受け渡しが2001年2月中旬の予定。作品名などは、ニュースリリースを参照されたい。(AV REVIEW編集部)

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