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《CEATEC JAPAN》 CEATEC JAPAN速報!part10

2000/10/03
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左:東芝HDD&DVD-RAMレコーダー 右:セパレート型の携帯電話
●東芝のブースより・・・

なんとかしてケーブルの呪縛から逃れたいと思っているAVファンは多いはず。それを実現する手段のなかでいまのところ手軽さで有力な候補になっているのが、東芝が積極的に取り組んでいるブルートゥース。インターフェースがコンパクトなので特にモバイルに最適な、注目の無線通信方式である。

 今回東芝が参考出品したのは、イヤーピース付きPDA、セパレート型の携帯電話など。特にセパレート型の携帯電話は、ビューワーと電話本体どちらも非常にコンパクトで使いやすそうだ。本体をバッグに入れ、ワイヤレスのイヤーピースで音楽を楽しむなど、ケーブルに煩わされない音楽ライフが楽しめる。電波の到達距離は最大30m、家庭内では十分な距離だ。

 録画機にも注目すべきモデルがお目見えした。30GBのHDDを内蔵し、さらに、DVD−RAMレコーダーをひとつの筐体に収めた、ダブルレコーダーである。HDDで自由に編集し、DVDに録画するなど、ハードディスクとDVDのメリットをそれぞれ生かす工夫が盛り込まれている。現時点ではまだ未完成だったが、HDDならではの強力な編集機能も内蔵する予定だという。そのほか、BSデジタルのハイビジョン放送に対応したD−VHSデッキも展示された。こちらはまもなく発売される見込み。
(オーディオライター 山之内 正)

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