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リスト型PDA「リストモバイル Chrono-Bit(クロノビット)」セイコーエプソンより新発

公開日 2000/09/11 15:50
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●セイコーエプソン株式会社は、リスト型PDAの新商品「リストモバイルChrono-Bit(クロノビット)」4モデルを開発、エプソン販売株式会社を通じ、10月6日より発売開始する。

新商品「クロノビット」は、セイコーエプソンの高密度実装技術と情報技術を駆使してJustウォッチサイズ、デザインを実現したリスト型PDA。一般的なウオッチと同等サイズの本体には、超小型コンピュータを搭載し、便利で使いやすいPIM(Personal Information Manager)アプリケーションが凝縮されている。

このPIMアプリケーション(スケジュール・ToDoリスト・アドレス帳)のデータは、パソコンのPIMアプリケーション(Microsoft Outlook2000/98/97・ロータスノーツR5/R4.6・ロータスオーガナイザー2000)とシンクロナイズすることができる。

データのシンクロナイズのため、エプソンではクロノビット専用にシンクロエンジンを独自開発、本体同梱のシンクロステーションにクロノビットを載せてボタンひとつで簡単にシンクロナイズができる。また、スケジュールなどで設定されるアラーム情報は本体内蔵の超小型振動モータの振動により、静かにかつ確実に知ることができる。

これらの機能に加えて「メモ帳」(PCのテキストデータをクロノビット上に転送)「世界時計」・「電卓」(外貨、チップ、消費税計算機能付き)などの実用的なアプリケーションソフトを厳選して搭載している。

さらに、「クロノビット」は、ウオッチとしての機能も充実。標準内蔵の時計は、スクリーンセーバー機能としてパワーセーブを実現、24時間フル稼動させることが可能。また、標準添付の時計画面作成ソフト「時計職人」により、「クロノビット」の時計画面をユーザーが自由に作成できる。

「クロノビット」は外装違いのバリエーションで4モデルを用意。外装ケース素材にステンレスを採用、高い質感を提供するTopモデル(型番:WM-550)をはじめ、プラスチックケースを採用したモデル(型番:WM-510B)もラインナップ、好みにあわせたモデル選択を可能にした。

さらに、新商品発売開始記念モデルとして、WM-550にイオンプレーティング仕上げを施した限定モデル(台数:2000台)も。この秋、新型PDAブームを巻き起こすか!?(デジタルサウンド編集部)

新商品の価格(税別)は以下の通り
○WM-550X( IP仕上げステンレス 発売開始記念限定モデル) 5万9,800円
○WM-550S( シルバーステンレス) 5万9,800円
○WM-550L( シルバーステンレス  合成皮革) 5万9,800円
○WM-510B( プラスチック ウレタン) 3万9,800円

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドEPSON
  • 型番上記参照
  • 発売日10月6日
  • 価格上記参照
【SPEC】●表示:96×64ドットマトリクスSTN液晶(ELバックライトつき) ●操作部:サイドボタン(4)+フロントボタン(2)+回転ベゼル式キーボード ●メモリ:RAM/256KB(内システムメモリとして64KB使用) FlashROM/1MB(内OSその他で512KB使用) ●電源:充電式リチウムイオン電池 ●使用温度:0℃〜40℃ ●防水性能:日常生活用防水 ●外形寸法 :41.6mm(径)×12.7mm(厚)(WM-550シリーズ) 42.5mm(径)×13.1mm(厚) (WM-510B) ●重量:113g (WM-550S/550X) 83g (WM-550L) 57g(WM-510B) ●アラーム:超小型振動モータ