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長時間モードにも対応した日立の新登場ビデオデッキ

2000/08/04
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●日立製作所は、高画質・多チャンネルのデジタル放送時代に向け、録画した番組を一覧表示し、見たい番組の頭出しに便利な「テープナビ」シリーズの高画質・長時間化を実現し、9月1日から順次発売する。従来S-VHS高画質タイプに搭載されていたデジタルTBC及びW3次元回路を今回発売する全機種に搭載することで画質向上をはかるとともに、S-VHSタイプ3機種には5倍モードを新たに採用し長時間録画に対応している。

CSデジタル放送に続き、本年12月からBSデジタル放送開始が予定されており、高画質・多チャンネルのデジタル放送時代が本格的にスタートし、ビデオも高画質・長時間録画のニーズが増大すると予測される。今回発売する機種は、従来S-VHSの高画質化のために搭載されていた「デジタルTBC」「W3次元回路」をHi-Fi機種にまで搭載することで高画質化をはかっている。

さらに、S−VHS最上位機種(7B-BS820) には、録画のつなぎ目でノイズを抑える「フライングイレースヘッド」や地上波放送受信時のゴーストを低減する「G・R・T(ゴースト・リダクション・チューナー)」を搭載するなど、高画質ニーズへの対応を強化している。また、S-VHS3機種には、120分テープを使えば10時間録画できる「5倍モ−ド」を搭載するとともに、予約プログラムも年間16番組予約を可能にし、長時間録画ニーズへの対応を強化している。

 さらに、録画番組の一覧表示や見たい番組のダイレクト頭出しなどの「テープナビ」を利用して、録画済みの番組と同時間帯の最新放送を簡単に予約できる「リピート予約」・「ナビ予約」機能を搭載するとともに、全機種待機時の消費電力1W以下を実現し、更なる省エネ設計となっている。

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドHITACHI
  • 型番7B-BS820
  • 発売日9月1日
  • 価格¥70,000
【SPEC】●方式:回転2ヘッドヘリカルスキャンVHS方式(NTSC準拠)
●記録モード:S-VHS、S-VHS ET、VHS ●受信チャンネル:地上波 VHF1〜12チャンネル、UHF13〜62チャンネル、
衛星放送 BS1〜15チャンネル ●CATV:C13〜C63チャンネル
●録画時間 標準モード時3時間30分、3倍モード時10時間30分(T-210使用時)、5倍モード時17時間30分(T-210使用時) ●映像入力:映像端子:1.0Vp-p 75Ω不平衡、S映像端子:輝度信号1.0Vp-p 75Ω不平衡、色信号0.286Vp-p 75Ω不平衡  ●映像出力:映像端子:1.0Vp-p 75Ω不平衡、S映像端子:輝度信号1.0Vp-p 75Ω不平衡、色信号0.286Vp-p 75Ω不平衡 ●消費電力:電源入時 約22W  電源切時 約0.9W ●外形寸法:430W×93H×276Dmm ●質量4.3kg