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【PR】トップエンジニア・鈴木浩二氏に訊く

音楽制作の巨匠に聞くソニー「MDR-1AM2」の魅力。「マイクを1cm動かした違いも伝わる」

聞き手:岩井喬/記事構成:ファイルウェブ編集部

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2018年03月09日
ソニーのヘッドホン“MDR-1”シリーズの新世代モデル「MDR-1AM2」がついに発売された。ミュージシャンとともに良質な音楽を作り続けている“音のプロ”、レコーディング/マスタリングエンジニアは、MDR-1AM2をどう聴いたのか? 権威ある「日本プロ音楽録音賞」の最優秀賞を何度も受賞している巨匠であり、日本を代表するトップエンジニア、ソニー・ミュージックスタジオの鈴木浩二氏に印象を訊いた。


■MDR-1AM2は「幅広いジャンルで楽しめるヘッドホン」

----お仕事ではモニターヘッドホンを使われると思いますが、プライベートでもヘッドホンやイヤホンで音楽を聴くことはありますか?

もちろんです。ふだんの仕事では少しの違いもちゃんと判別できるようにモニターヘッドホンを使いますが、プライベートではそういった細かい部分をチェックするようなものではなく、全体的な音色の良さや音楽の楽しさを味わえるものを選んでいます。

鈴木浩二氏。ソニー・ミュージックスタジオ レコーディング・ルーム、マスタリング・ルーム課長。数多くの名盤のレコーディングおよびマスタリングに携わり、優れたエンジニアに贈られる「日本プロ音楽録音賞」最優秀賞を度々受賞している

----今回、MDR-1AM2をお試しになって、どのような第一印象を持たれましたか?

とても音の密度が高く、エネルギー感があるヘッドホンだなという印象です。低音も豊かだし、高域もキレイに伸びます。音の美しさと力強さを同時に感じました。ヘッドホンって、製品によっては低音がボワっとなってしまい「心地いいけどパンチがないな」と感じるものもあるなか、MDR-1AM2はそういったことがありません。幅広いジャンルの音楽を楽しめます。

MDR-1AM2

----前モデルからの進化では、特にボーカルの表現力向上を狙ったと開発陣は語っています。その点についてはどう感じましたか?

素晴らしかったですね。例えばケイコ・リー「あまく危険な香り」(「Timeless 20th Century Japanese Popular Songs Collection」収録)では、囁くような歌い方、抜いた感じやハスキーな感じを大切に録音したのですが、そこをちゃんと再現してくれました。


----ハスキーな声の帯域は、どのヘッドホンでも特徴が出る部分だと思います。倍音の輪郭感を際立たせすぎるヘッドホンだと、そんなに強く歌っていないのにエッジが立ったような聴こえ方をするものもあります。

そう、ボーカルはそこが大事なんですよ。抜いたところはちゃんと引っ込んで、音に奥行きがないといけません。MDR-1AM2はそれがちゃんと出せていますよね。

スマートフォンでも“ちゃんと鳴る”、プレーヤーを選ばず使えるヘッドホン

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