HOME > インタビュー > ボーズ新ホームシアター × カッシーナ・イクスシー。高級家具ブランドに聞く「インテリアとシアターの関係」

【特別企画】インテリアに溶け込む優美なデザイン

ボーズ新ホームシアター × カッシーナ・イクスシー。高級家具ブランドに聞く「インテリアとシアターの関係」

2017/02/14 構成:ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

新浜今回展示されていた「Lifestyle 650」はボーズさんの直営店限定色のホワイトですが、ヘアライン仕上げになっていて、柔らかい雰囲気を感じました。ご存じない方に見せてもスピーカーだと気づかない方が多いのではないでしょうか。男性・女性を問わず受け入れられそうなデザインですね。ですので、家具もそれにあわせて選ぶとよいかと思います。

「男性・女性を問わず受け入れられそう」とスピーカーのデザインに好感触の様子

ーー音を良くしようとすると、一般的にはスピーカーを大きくしてしまうのです。ですが今回の製品は、内部の構造を工夫することで、小さくても大型スピーカーに負けないほどの音質を実現しています。また、音が360度に広がることもポイントです。

新浜そうなのですね。これだけ小さいスピーカーでいい音が聴けたら素晴らしいですね。

ーー今回組み合わせたインテリアについてはいかがですか?

新浜スピーカーの雰囲気を活かして、ソファはニュアンスカラーという、微妙な色合いの家具を組み合わせました。ラグもグレーブラウンで、トーンをダークに落としています。これにより部屋全体の雰囲気がシックにまとまります。

ホワイトモデルと組み合わせることを考え、ニュアンスカラーを使ってシックな感じにまとめあげたインテリア

ラックの収納もたっぷり

ーー通常モデルのブラックについてはいかがでしょうか。

新浜ブラックは男性を中心に、常に人気がある色です。ブラックの場合、インテリアもすっきりとモノトーンでコーディネートするのも良さそうです。

ーー今回のLifestyle 650とLifestyle 600は、リアスピーカーをワイヤレスにしたことも特徴です。

新浜スピーカーケーブルをつなげる必要が無いということですよね。それは本当に良いことだと思います。ケーブルがゴチャゴチャしていては、インテリアとのマッチング以前の問題になってしまいますし。すっきり置けるというのは、インテリアメーカーとしても歓迎したいです。しかも今回の製品はスピーカーが小型なので、設置性の良さがさらに際立ちますね。

リアスピーカーはワイヤレス。別売りのスタンドと組み合わせるとさらにスタイリッシュな印象だ

ほかにもメディアコンソール部の天面がガラス仕上げになっていたり、デザインに相当こだわっていることが伝わってきます。低音を出すサブウーファーも、言われなければサブウーファーには見えないほどです。「シンプリシティ」「エレガンス」が今回の製品のテーマと伺いましたが、全体に一貫した美意識を感じました。

メディアコンソール部はホワイト。天板は光沢仕上げ

サブウーファーも一見してサブウーファーに見えないほどデザイン性が高い

これだけデザイン性が高いので、著名なデザイナーを外から招いたのかと思いお尋ねしたのですが、すべて社内のデザイナーさんがデザインされているとのことで、それにも驚きました。

次ページサウンドバー「SoundTouch 300」をカッシーナ新浜さんはどう見た?

前へ 1 2 3 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE