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公開日 2025/10/31 06:30
【AVAC Installer's Voice】アバック横浜・渡邉裕介氏

150型/75型・2Wayに5.1.4chを組んだ本格派ホームシアター!サウンドスクリーンと収納設計に匠の技

ファイルウェブ編集部

AVAC(アバック)は全国各地に店舗を展開するホームシアター・インストールショップ。ここではその豊富な実績のなかから、真似したくなるようなアイデアやプロの技術がつまった好例をピックアップし、実際にプランニング&インストールを担当したスタッフのコメントで紹介。今回は、アバック横浜が手がけたシアタールームをお届けしていく。



約13畳に75型+150型/5.1.4chを実現したシアタールーム




インストールを担当したアバック横浜の渡邉裕介氏


サウンドスクリーンの採用で大迫力の150型を実現


渡邉氏 以前私の書いたブログやYoutubeで動画を見ていただいており、オーナーからご指名をいただきました。新築の2階にオーナーだけのパーソナルスペースをつくる計画となっております。


ホームシアターはテレビとスクリーンの2ウェイであること、さらに最大のスクリーンサイズをご希望されたことから、75型液晶テレビと150型サウンドスクリーンを用いた5.1.4ch 2ウェイシステムの提案に行き着きました。


オーナーは「まずはシアタールームをつくってみて、それからグレードを上げていこう」というご意思をお持ちでした。そのため、新築のタイミングがもっとも適しているプロジェクターの投写距離の確保や、テレビの壁掛け設置を優先して事前に設計しております。



サウンドスクリーンを採用してスピーカーをスクリーン裏に設置することで、部屋のキャパシティに対してより大きな150型の画面サイズを実現した




75型液晶テレビと150型サウンドスクリーンの2ウェイシアター


さらに新築の有利を活かして、フロントハイト/サラウンド/リアハイトスピーカーは壁掛けや天吊りでしつらえ。Hometheater Factory「HF-SP520T」を使用することで、天井や壁面にもかかわらずスピーカーに角度を付けた設置を実現し、5.1.4chのサラウンドシステムを構築しました。


フロント/センタースピーカーは大画面に合わせたパワーを確保しつつ、スペースに余裕を見て、ご希望のとおり後からの交換が可能な設置としています。


シアタールームはスクリーン向かって右側に扉がある構造となっています。奥のお部屋へのアクセスを考え、部屋の中心線からスクリーンは若干ずらして、スクリーンやスピーカーが動線に引っ掛からないように配慮しました。



視聴位置後方の機器は床に置かず動線に配慮。Hometheater Factory「HF-SP520T」は壁掛け/天吊りに両対応するスピーカーで、視聴位置に対して最適な角度調整を施すことで音を追い込んでいる


シアタールームの後ろはオーナーがご自身の趣味のスペースとしているため、床置きの機材は部屋の前半分に集中、機材はすべてラック内に隠して赤外線延長システムを組み込むことで、スペースを確保するとともに機器を見せないスマートなシステムも実現しました。






ホームシアター概要


HOME THEATER DATA ●住居形態:戸建/新築 ●ホームシアターの広さ:約13畳 ●画面サイズ:75型+150型 ●サウンドシステム:5.1.4ch


INSTALL SHOP





アバック横浜


神奈川県横浜市中区長者町3-8-13 TK関内プラザ1F
TEL:045-228-9881
営業時間:11時00分 – 19時00分
定休日:火曜日、水曜日




アバック横浜はリビングシアターから専用室まで幅広いニーズに応えるショップ。スクリーンシアターだけでなく、大型テレビを核にしたシステム構築も得意で、防音施工や電源改善などを含んだ総合的なプランニングが魅力である。ショールームでは最大7.1.4chまで体験できるほか、併設された「プレミアム・シアタールーム」(事前予約制)では、防音設備や内装までこだわる空間提案も行なっている。

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