トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2023/07/27 20:38
先週にオーストラリアやメキシコなどでもベータ開始

TikTok、音楽ストリーミング事業を拡大中。米国以外での成長を模索

Munenori Taniguchi
TikTokは、今月はじめにインドネシアおよびオースオラリアでApple MusicやSpotifyと競合する音楽ストリーミング事業「TikTok Music」を開始した。

そして、先週にはWarner Music Groupとのライセンス契約を強化、音楽コンテンツの充実を図るとともに、オーストラリア、メキシコ、シンガポールでもTikTok Musicのベータ版を開始している。

TikTokの音楽ストリーミング事業はまだまだ初期段階と言えるが、TikTok Musicにはすでに大規模かつ若年層中心のユーザーベースがあり、プロモーションのコストを低く抑えつつ、月額サービスへの加入者を増やしやすいという利点がある。またTikTokサービス内でバイラルになっている楽曲のフルバージョンを再生したり、コメントしたりして、他のユーザーと交流することもできるとのことだ。

もちろんTikTok Musicでも、多くの音楽ストリーミングサービスが備える、ユーザーの趣味嗜好に合わせパーソナライズされたおすすめ曲の再生、再生時のリアルタイム歌詞表示、フレンドとの共有プレイリスト作成といった機能が利用できる。

英国の分析企業MIDiA Researchは、米国、英国、オーストラリア、カナダ、ドイツ、フランス、スウェーデン、韓国、ブラジルにまたがる合計9000人を対象とした調査で、音楽的需要の高い16〜19歳のユーザー層にとって、TikTokはYouTubeに次ぐ2番目の音楽情報源だと報告している。

MIDiA Researchは「多くの人々はTikTokで様々な楽曲に触れるものの、その楽曲を探して通して聴いてみたり、演者であるアーティストに関して調べることはない」と述べつつ「TikTok Musicには、そうしたギャップ埋めるかもしれない、高い可能性がある」としている。

International Music Summit Business Report 2023によると、世界の音楽ストリーミング市場シェアは、Spotify(約31%)とApple Music(約13.7%)が大きくリードしている。MIDiAはこれに対し、TikTokのヘビーユーザーがすでにSpotifyなど競合他社を利用している場合、支払いの統一やTikTok内のコンテンツで聴いた音楽にすぐにアクセスできる利点を考慮し、TikTok Musicに乗り換える可能性があると指摘した。

また、Phillip Securities Researchのアナリストは、それでもSpotifyとApple Musicにとっては取るに足らないレベルの話だろうとの見方を示ししつつ「TikTok Musicが一定のシェアを獲得する可能性は間違いなくある」とも述べた。

最近のTikTokは、風当たりのきつい米国よりもその他の国々で成長を模索しており、特に東南アジア市場に積極的に展開する考えを示している。

Source: CNBC, TikTok Music
coverage: TechCrunch

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 パナソニックHD、2Q決算は過去最高益更新、年間見通しも大幅上方修正。楠見社長「成長フェーズ転換へ兆しは見え始めた」
2 ヤマハのサウンドバー「B200A」をデスクトップとテレビで徹底検証! 小さなボディに込められたヤマハの本気
3 BS日テレ、映画『ゴジラ』第1作と『ゴジラ-1.0/C』を2週連続完全ノーカット放送
4 女子プロゴルフ「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」10/30から3日間の放送/配信予定
5 有機ELテレビはREGZAの新製品「48X770S」「55X770S」がベスト5入り<ビジュアル&関連製品売れ筋ランキング9月>
6 カーオーディオの“デジタル系”注目新ブランド続々登場。イース・コーポレーションの新製品発表会をレポート
7 SHANLING、ポータブルCDプレーヤー「EC Play」に新色追加。レトロブルーとミストパープルの2色
8 JBLの新サウンドバー「Cinema SB580MK2」は“映画館”に迫るサウンド! 末尾に1本型「SB510MK2」のレビューも
9 ソニー、11/6にヘッドホンの新製品を発表か?ティザーを公開
10 薬師丸ひろ子『Wの悲劇』、原田知世『時をかける少女』4K修復版など主演4作が11/4よりBS12で無料放送
11/2 11:23 更新

WEB