<HIGH END>ハイエンド・ネットワークオーディオ最新事情。Innuos/aurenderから新製品登場
2026/06/23
タイムロードは、同社が取り扱うInnuos(イニュオス)の最上位デジタルオーディオシリーズ「Nazaré」より、USBリクロッカー「NazaréFLOW」とオーディオ向けネットワークスイッチ「NazaréNET」を発売する。
7月1日(水)より 受注を開始し、価格は「NazaréFLOW」が6,380,000円(税込)、「NazaréNET」が6,160,000円(税込)。
あわせて専用オプション「MSB ProISL Module」「CH CH-Link Module」も、それぞれ1,430,000円(税込)で用意する。
Nazaréシリーズは、同社フラグシップのミュージックストリーマー/サーバーを中核に構成される最上位デジタルオーディオシステム。2026年4月の国内導入以降、今回のNazaréFLOWとNazaréNETの追加によってシリーズのラインナップが完成し、Innuosが追求するリファレンスシステムの全容が揃うことになる。
NazaréFLOWは、USBオーディオ信号を高精度にリクロックするマスターリクロッカー。デジタルオーディオ信号の通信層をストリーマー内部の電気回路から分離し、クロックによってタイミング精度を最適化することで、DACへ伝送される信号の純度向上を図る。
専用の独立電源で駆動する3ppb精度のOCXO(恒温槽付水晶発振器)を搭載。端子類はUSB Type-B入力と、USB Type-A出力を備えている。
また、DACメーカーごとの専用接続モジュールへ交換できるモジュラー構造も採用。発売時点では、MSB DAC向け「FLOW ProISL Module」と、CH Precision DAC向け「FLOW CH-Link Module」を用意。今後も対応モジュールを順次拡充していく予定だという。
NazaréNETは、オーディオ専用設計のネットワークスイッチ。ネットワーク経由で混入するノイズをオーディオシステムへ到達する前段階で低減することをコンセプトとしており、回路構成から電源、筐体構造まで見直すことで、音色や空間表現の再現性向上を図ったとしている。
先行して展開中の「PhoenixNET」で培った技術をさらに発展させたモデルだとのことで、新たな内部アーキテクチャや強化電源、高剛性・高制振シャーシを採用。接続端子はGigabit Ethernet(RJ45)を4系統とSFPポートを1系統搭載している。
また、Innuos独自アプリ「Sense App」にもファームウェアアップデートによって対応予定。
両モデルとも、外形寸法は480W×420D×150Hmm、質量は28kg。カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色を用意する。
また同社は、NazaréシリーズおよびStream/ZENシリーズ向け専用SSDについて、半導体市場の価格変動を考慮してオープン価格へ変更することも発表した。
対象製品は「Nazaré 8TB SSD」「Nazaré 2×8TB SSD」「2TB for Stream & ZEN」「4TB for Stream & ZEN」「8TB for Stream & ZEN」「16TB for Stream & ZEN」の各モデル。最新価格については各販売店で案内するとしている。