HOME > レビュー > 【第107回】もう迷わない! 大幅刷新した「 iTunes 12」を便利に使いこなす方法

[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域

【第107回】もう迷わない! 大幅刷新した「 iTunes 12」を便利に使いこなす方法

公開日 2014/12/05 10:31 高橋敦
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
■今回の目的はただ1つ。iTunes 12を無理矢理にでも便利に使いこなす!

「みんな、イライラしてる?」(CV: 佐倉綾音さん/霜月監視官)

というわけで、先日10月17日に「iTunes」がメジャーアップデートされ「iTunes 12」となった。

iTunes 12のアイコン。赤くなった

…のだが、このところのiTunesのメジャーアップデートといえば、インターフェースを刷新して既存ユーザーの一部から反感を買うが、代わりにそこに捉われなければ実は使いやすくなっている…という評判が広がることもなく、割合としては「なんでこうなった派>使いやすくなった派」であることは印象としては否めない。今回もだ。

実際に使いやすくなっているのか、使いにくくなっているのか。それは何とも言い難い。しかし仮に「実は」使いやすくなってるのだとしても、多くのユーザーにそれを気付かせることができず不満を与えてしまっているのでは意味がない(僕自身は使用開始から一ヶ月時点で大きな不便は感じなくなっており、部分的に自分には便利な変更もあり、さほど悪い印象ではなかったりする)。しかも厄介なことに「文句言うならアップデートしなければいいのでは? そもそも他のアプリに乗り換えれば?」なんてユーザー批判も現実的ではない。

iTunes 12は同じくデザイン一新されたOS X Yosemite(Mac OSの最新版)との調和が図られており、Yosemiteを使うならばこちらだけ旧版のままというわけにもいかない。というか、いくもいかないも何も、OSをYosemiteにアップデートするとiTunesも勝手に12にアップデートされる。

またiTunesはiOS機器の管理アプリでもある。そして最新のiOS機器の管理には最新のiTunesが必要になる場面も少なからずある。だからiTunesを止めるのもアップデートを無視するのも、iOS機器ユーザーにとっては簡単ではない。iOS機器の管理と音楽の管理&再生の環境(アプリやあるいはPC自体)を切り離すという方法もあるにはあるが、「そこまでするのはそれはそれで面倒」だろう。

ではどうすればいいのか? 使いやすい、使いにくい、できるできないの問題ではない。やるのだ。iTunes 12を…無理矢理にでも便利に使いこなす!

次ページというわけで、次ページからiTunes 12を使いこなしていきます

1 2 3 4 5 6 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE