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50数社が出展

「オーディオってやっぱり楽しいよね」 − 九州ハイエンドオーディオフェア イベントレポート

公開日 2009/04/21 19:27 ホームシアターファイル編集部
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■ハイエンドオーディオフェアレポート:ホームシアター編

九州ハイエンドオーディオフェアでは、ホームシアターの共通のデモブースが設けられ、パイオニア・ビクター・三菱・ソニーの4社がそれぞれ時間を分けて、デモストレーションを行った。

130インチのStewartのシネスコスクリーン、パイオニアのEXシリーズ7.2 chのスピーカーを共有し、各社のプレーヤー、アンプ、プロジェクターを使い分けるスタイルだ。

130インチのStewartのシネスコスクリーン、パイオニアのEXシリーズ7.2 chのスピーカーを共有

各社30分〜50分ほどのデモ時間を使い、個性豊かなデモが繰り広げられた。デモの入れ替えは5分という短時間で行われ、全デモを熱心に視聴している来場者も多かった。また、四メーカーのデモ前後にはフリータイムが設けられ、来場者の要望や質問などに対応した。

各社のデモのテーマは以下のとおり。

◆パイオニア/鈴木 浩氏、北村昌彦氏
ブルーレイシアターをテーマに、プレーヤー・アンプ、スピーカーシステムでつくる立体音場を中心にアピールした。視聴コンテンツには『マンマ・ミーア!』や『ダークナイト』、ポリスのブルーレイライブ(北米盤)などをセレクト。「部屋にあわせた音場で聴いていただきたい」との狙いどおり、映像の美しさ、音場の空間再現の豊かさなどで、来場者の心を掴んだ。

パイオニアのシアターデモの様子

◆ビクター/那須洋人氏
DLAプロジェクターDLA-HD750が大好評のビクターは、同社プロジェクターの魅力を中心にデモを構築。

「ビデオ映像から暗部階調の表現力を必要とするソースまで、とにかく750の映像の美しさを観ていただけるようにセッティングしました」。

同社プロジェクターはパイオニアのデモでも使われ、来場者の心を捉えたようだ。「DLA-HD350と見比べたい」というユーザーには、来場者の要望に個別に応対するフリータイムで対応したとのこと。

ビクターはDLA-HD750の魅力をアピール

ビクター/那須洋人氏

◆三菱/熊谷 薫氏、佐藤 岳氏
佐藤 岳氏・熊谷 薫氏が登場し、視野角と臨場感の関係などホームシアターの周辺知識も含めて懇切丁寧に解説した。

三菱/熊谷 薫氏

「九州は住宅環境に恵まれている方が多い。できるだけ大画面を体験していただきたいので、130インチのスクリーンを用意しました。最新作はもちろんですが、名画がブルーレイで蘇る意義を見逃せない。往年の名画を、かつて見た映画館以上の環境で体験できるということを知っていただくために、往年の名作をブルーレイで上映しました」。

LVP-HC7000によるデモでは、『WALL・E』『ドリーム・ガールズ』『シューター』などに混じって、『西部開拓史』も登場。輸入盤の魅力や裏話も語られた。

◆ソニー/榎本征男氏
コンテンツ制作から送り出し、再生まで、誇るソニーは、「ソフトから始まる感動」「ブルーレイ」等をキーワードに、「人の感動、という視点でデモを行いました」。

『センター・オブ・ジ・アース』や『コルテオ』、松田聖子ライブなど多彩なコンテンツを取り揃え、遊び心に富んだデモを行った。司会者の絶妙のMCに、会場が笑いに湧く一幕も。

笑いが絶えなかったソニーブースのデモの模様

ソニー/榎本征男氏

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