KEFやCambridge Audioのブースもレポート

<CES>エソテリック「N-05」披露/ECLIPSE、TD712zMkIIによる5.1chデモ、ほか

公開日 2016/01/09 08:57 編集部:小澤貴信
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現地時間6日に開幕した2016 International CESでは、各国のオーディオブランドが今年もVENETIAN Suiteに集結。スイートルームにブースを設けて再生デモを実施した。本項では29階、30階、34階に出展した注目ブランドのブースの模様をお伝えする。


ECLIPSEはTD712zMK2を中心に5.1chシステムでデモ
今年で3回目のCES出展となる富士通テンはECLIPSEのスピーカーシステムのデモンストレーションを行った。用意されたのは旗艦スピーカー「TD712zMK2」をフロント3chに、「TD510ZMK2」をリア2chに、そしてサブウーファーの最上位モデルである「TD725SWMK2」を組み合わせた5.1chシステム。2chおよび2.1chによるオーディオ再生や、マルチチャンネルによるSACDマルチ再生、BDソフト再生を試聴することができた。

こちらはリアに使われたTD510ZMK2

ステレオ再生については、サブウーファーを加えた2.1chでのデモも実施。正確な波形再現を可能とするECLIPSEスピーカーの優位性を示すと共に、DSPをあえて用いずに、機構面から波形再現の正確性を追求した同社サブウーファーだからこそ可能な低域再現もアピールしていた。

TD-M1

ハイレゾ対応アクティブスピーカー「TD-M1」も登場。デスクトップに設置してのニアフィールドリスニングを体験することができた。

エソテリックは北米デビューとなるセパレートアンプ「C-02X/S-02」、「C-03X/S-03」を用いた2システムでデモを行った。また、東京インターナショナルオーディオショウで披露されたネットワークプレーヤー「N-05」を展示し、2016年夏に登場予定とアナウンスしていた。

K-01X/C-02X/S-02のシステム

K-03X/C-03X/S-03


N-05

KEFは、旗艦スピーカーのジュニアモデル「Blade Two」のレッドカラーモデルを用いた試聴システムを展開。モニタースピーカー「LS50」の特別エディションや、Bluetoothスピーカー「MUO」の展示も行っていた。

KEFのブース。Blade Twoをデモ

LS50は手前2つが特別バージョンだ


MUO

Cambridge Audioから昨年登場した「CX SERIES」は、“CUTTING EDGE DIGITAL AUDIO”を標榜して最新のデジタルおよびオーディオ技術とスタイリッシュなデザインを両立させたラインナップだ。ブースでは、ネットワークプレーヤー「CXN」、プリメインアンプ「CXA80」、そして日本では昨年11月の発売となったユニバーサルプレーヤー「CXU」などの音を聴くことが出来た。

Cambridge Audioブースの模様。CXシリーズをメインにデモ

CXUは同社のサウンドバーと組み合わせてデモ

また、ポータブルBluetoothスピーカー「G5」やコンパクトなUSB-DAC「DacMagic XS」などカジュアルなオーディオ製品も出展していた。

G5

DacMagic XS

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