3作品の発売が決定済み

ビクター、176.4kHz/24bit音源を通常CDに収録できる「HRカッティング」技術を開発

公開日 2011/09/08 18:43 ファイル・ウェブ編集部
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ビクタークリエイティブメディア(株)は、176.4kHz/24bit のマスタリングを施したハイレゾリューションマスター音源(HRマスター音源)を、CDへダイレクトにカッティングする新技術「HRカッティング」を開発した。9月21日以降、(株)テイチクエンタテインメント他から、同技術を採用した音楽CDが順次発売される予定。

本技術にはK2技術を使用し、176.4kHz/24bitの信号から44.1kHz/16bitに「音楽エネルギーを等価変換」しながらCDカッティングするという。通常、CD信号をカッティングするためには、一旦44.1kHz/16bitのDDPマスターを作成する必要があるが、この技術により176.4kHz/24bitのHRマスター音源をダイレクトにCD信号へ変換・カッティングすることができるという。

本技術を採用したCDは通常のCDプレーヤーで再生可能。「xrcd」に匹敵する高音質をさらに多くのユーザーに提供するべく開発したという。なお本技術は通常のCD以外にも、SHM-CD仕様と組み合わせることもできる。

現段階では前述のようにテイチクエンタテインメントから本技術採用のCD作品が発売されることが決定している。発売される作品は下記の通り。

・「 想 / INORAN 」 9月21日発売予定
・「 浄夜 / 新良幸人(アラユキト) + サトウユキ子 」 10月12日発売予定
・「 紅樹 〜 nobumako no uta〜 / 信政 誠(ノブマサマコト) 」 10月19日発売予定

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