デノン、ハイCPのミドルクラスSACDプレーヤー&プリメイン“1500AE”を発売

公開日 2005/08/04 19:11
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DCD-1500AE
デノンは、プリメインアンプ「PMA-1500AE」とSACD/CDプレーヤー「DCD-1500AE」を9月上旬より発売する。価格はともに84,000円(税込)。

両機ともにミドルクラスのモデルながら上級機種の回路設計を引き継ぎ、プレミアムシルバーのアルミフロントパネルも踏襲。PMA-1500AEにおいては、上位モデルPMA-2000AEには付属しないリモコンを付属し、使いやすさの向上も図っている。



PMA-1500AE

背面端子部

付属のリモコン
PMA-1500AEは、UHC-MOSシングルプッシュプル回路を搭載することで高音質化と高いスピーカードライブ能力を両立。また同回路の能力を引き出すために、上級機に採用されているショットキー・バリア・ダイオードを整流回路に採用し、安定した電源供給を実現している。

トランス部は、磁気回路・巻線それぞれの特性を改善するツイントランス並列接続を採用。漏れ磁束の影響を互いにキャンセルするL.C.マウント方式の採用により、高い電源供給能力とローノイズ化を実現している。

また本機は、他のプリアンプから本機のパワーアンプにダイレクトに入力できるパワーアンプダイレクト端子を装備。本機能はフロントパネルにあるスイッチでON/OFFの切り替えが可能だ。

フォノイコライザーは、ディスクリート構成の初段回路にローノイズFETを採用し、高音質でのアナログレコード再生を可能にしている。またMM/MCどちらのカートリッジもスイッチの切替だけで使用が可能だ。



DCD-1500AE

背面端子部

付属のリモコン
DCD-1500AEは、アナログ波形再現技術AL24 Processingを搭載したSACD/CDプレーヤー。量子化歪みを低減し、次世代メディアのハイビット化、ハイサンプリング化に対応させ開発したというアナログ波形再現技術は、元のアナログ波形に近づくようにデジタルデータの補間を行い、低レベル再生時の音楽再生能力を高めている。

ドライブメカは、DENON製オリジナルを採用。3相ブラシレス・スピンドルモーターは、異種素材を組み合わせたハイブリット構造S.V.H. (Suppress Vibration Hybrid)ローダーの採用により、より安定度を高めている。

また本機は上位機種と同様に、DACをマスターとしてクロックを各デバイスへ供給する手法を採用。D/A変換には24bitD/Aコンバーターを搭載している。

さらに本機は、ディスプレイとデジタル出力をOFFする「Pure Direct モード」を搭載。ディスプレイ駆動用とデジタルデータのパルス信号をOFFにすることにより、オーディオ信号への悪影響を排除することが可能だ。

【問い合わせ先】
株式会社デノンコンシューマーマーケティング
宣伝部
TEL/03-6731-5540

(Phile-web編集部)

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  • ブランドDENON
  • 型番PMA-1500AE
  • 発売日2005年9月上旬
  • 価格84,000円(税込)
【SPEC】●実用最大出力:140W+140W(負荷4Ω、1kHz、T.H.D. 0.7%) ●全高調波歪み率:0.01%(格出力-3dB時、負荷8Ω、1kHz) ●周波数特性:5Hz〜100kHz(0〜−3dB) ●消費電力:250W(スタンバイ時約2W) ●外形寸法:434W×134H×410Dmm ●質量:14.6kg
  • ブランドDENON
  • 型番DCD-1500AE
  • 発売日2005年9月上旬
  • 価格84,000円(税込)
【SPEC】●出力端子:RCA(2ch)1、光デジタル1、同軸デジタル1 ●SN比:104dB(SACD、可聴帯域)/110dB(CD) ●高調波歪率:0.0013%(SACD、1kHz、可聴帯域)/0.0018%(CD、1kHz) ●消費電力:16W ●外形寸法:434W×135H×331Dmm ●質量:7.6kg