ガジェット 公開日 2026/04/24 17:02

必要十分だから高コスパ! 初めてのポータブル電源にEcoFlow「DELTA 3 Classic」が最適なわけ

1024Whの大容量&1500W出力でパワフル
Gadget Gate
編集部:平山洸太
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実はポータブル電源は、「高ければ」「容量が大きければ」いいわけではない。大は小を兼ねると思うかもしれないが、使い方に合わせて「最適なモデル」を選ぶことが重要だ。

とはいえ、「何を買えばいいか分からない」というユーザーは多いだろう。スペックを見ても分かりづらいし、いろいろなメーカーがある。決して安いものではないだけに悩ましい。

そんな“初めての1台”におすすめしたいのが、EcoFlow(エコフロー)の人気モデル「DELTA 3 Classic」。必要な機能に絞ることで上位機に迫る性能を実現した “高コスパ” な1台だ。

なぜこのDELTA 3 Classicがおすすめなのか、詳しく紹介していこう。

■必要十分に絞った「ちょうど良さ」

ポータブル電源を選ぶうえで重要なポイントは「容量」「定格出力」「機能性」の3点。これらのバランスが使い勝手に関わってくる。特に気にしたいのが容量で、大きすぎると持ち出すのがおっくうになるし、災害用の備蓄であれば定期的なメンテナンスも面倒になってしまう。

容量と持ち運びやすさのバランスが良いのが、女性1人でもギリギリ持ち上げられる「1000Whクラス」だ。1024Whの容量をもつDELTA 3 Classicは、容量もスペックもちょうどよく、非常に使い勝手がいいモデルだ。

上位モデルである「DELTA 3 Plus」と見た目は似ているが、本機は単なる廉価版ではなく、ユーザーが「本当に必要な機能」に絞った、ミニマルなスペックが魅力だ。なお機種名のClassicは、 “必要な機能に絞る” というコンセプトから来ているそうだ。

定格出力は1500W。100Vの家電は1500Wが上限のため、ドライヤーや電気ケトル、IHクッキングヒーターなど、熱を発する高消費電力の家電も気にせず使える。

EcoFlowではよりコンパクトで手頃な1000Whクラスの「DELTA 3 1000 Air」も用意されているが、こちらの定格出力は500Wであり、高消費電力の家電は厳しいという制約がある。そういった意味でも、DELTA 3 Classicを選んでおけば安心だ。

また独自の「X-Boost」技術により、家電の消費電力を適度に抑えて調整することで、合計最大2000Wまでの同時出力が可能。さらに、家電の起動時などに発生する一時的な高出力(サージ電力)にも3000Wまで対応する。

ポート類は厳選されていて、ACコンセントが3口、USB-Aが1口、USB-Cが2口(最大100Wと30W)に厳選されている。上位のDELTA 3 Plusよりは少ないが、本機でもスマートフォン3台とAC機器3つを同時に使えるため、実際の使用シーンで困ることは少ないと思う。

■生活空間に溶け込むスリムなデザイン

EcoFlowのポータブル電源で魅力的だと思うのが、そのデザイン。ポータブル電源は横長のものが多いが、本製品は「奥に長い」スリムな形状だ。家具等の隙間に収まりやすく、保管や設置もしやすい。EcoFlowでは “生活空間に自然に溶け込むデザイン” で、部屋でも目立ちにくいことを目指しているそうだ。外形寸法は200W×283H×398Dmm。

質量は約12.1kgと軽くはないが、ハンドルがつかみやすいため持ち運びやすい。ハンドルが横向きなので自然な方向で持つことができ、男性の記者が数分間持ち運んでみても苦にならなかった。重心のバランスが良く、持っていてどちらかの腕に負担がかかる感覚もない。

安全性も重要だが、本機は発火リスクが低く安全性の高い「リン酸鉄リチウムイオン(LFP)」バッテリーを採用している。高度なBMS(バッテリーマネジメントシステム)も搭載し、電圧や電流、温度を24時間リアルタイムで監視・制御し、異常があれば即座にストップできる。

さらに、電気自動車にも採用されるCTC構造を筐体に採用することで、本体上部は100kgの耐荷重という頑丈さを実現。バッテリーセルの配置を工夫することで本体下部の耐水性も高めている。

コンセントからのパススルーに対応し、フル充電が終わったあとはバッテリー残量を減らさずに、冷蔵庫などの家電に電力供給が行える。さらに、停電時は0.01秒未満でバッテリー供給に自動で切り替えられるので、万が一の備えとして繋げておくと安心だ。

■パワフルだけどシンプルで使いやすい

DELTA 3 Classicに、電気ケトル、ノートPC、スマートフォンを接続して使用してみた。電気ケトルに700mlの水を入れて沸かしたところ、1500W近い電力を消費しながらも問題なく沸騰させられた。沸騰までに減ったバッテリー残量はわずか10%。1000Whクラスの容量があれば、お湯を沸かすようなパワフルな使い方をしても十分な余裕がある。

操作性がシンプルなのも魅力で、本体に搭載しているボタンは2つのみ。ボタンは電源を入れる「POWER」とAC出力をオンオフする「AC ON/OFF」だけで、初めてポータブル電源に触れるユーザーでも直感的に使えそうだ。なお、USB出力は電源を入れるだけで使用できる。

環境や個人によって感じ方は違うと思うが、動作音も静かだ。1500W近い出力をしても、特にDELTA 3 Classicから発する音を感じなかった。EcoFlowによると、最適化された排熱構造と大型ファンで静音性を追求しているとのこと。200W出力時で約22dB、600W未満でも約30dBを実現している。

本体への充電も高速で、AC充電の場合は45分で80%まで充電でき、約60分で0から100%のフル充電が完了する。このようにDELTA 3 Classicは、ポータブル電源の本質である「充電」と「放電」についてのスペックに妥協がないのが魅力的だ。

■あると安心なソーラーパネルにも対応

災害時やアウトドアにおける充電手段を考えるなら、ソーラーパネルと組み合わせるのもおすすめだ。今回は最大160W出力に対応する軽量モデル「160W軽量両面 ソーラーパネル」を試してみた。なお、DELTA 3 ClassicはACとソーラーパネルに加えて、車用のオルタネーターチャージャーにも対応する。

このソーラーパネルは薄型のパネルが3つ折りになっており、広げるだけで手軽に利用できる。約3.8kgなので持ち運びもしやすい。そして薄く作られているため、隙間にも邪魔にならずに収納可能だ。本体に取り付けられているケースの中にケーブルが接続されており、ケースからケーブルを出し入れするだけで使える手軽さも気に入った。

■初めての1台におすすめ

DELTA 3 Classicは、余裕のある1024Whの大容量と持ち運びやすさを兼ね備えた「ちょうどいい」モデルだ。1500Wの高出力によってほとんどの家電を使えるし、約60分でフル充電できる高速充電にも対応している。

初めてのポータブル電源であれば、なるべく後悔のない選択をしたいところ。本機であれば、機能やポート数を「必要十分」に絞り込むことでコストを抑えつつも、基本性能に妥協がないので安心だ。

ポータブル電源選びで迷っているなら、ぜひこの「DELTA 3 Classic」をぜひ選択肢に入れてみてほしい。

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