製品批評

Vol.485
毎週水曜更新 2012年9月4日号(8/28発行)

確実な圧着を可能にした構造 高い密度の中低域を引き出す

文/福田雅光プロフィール

製品名

手頃な価格でデザイン構造、作りがしっかりしている

独のケーブルメーカー、インアクースティック社からロジウムメッキ仕上げのYラグ、バナナプラグが3月に発売された。いずれも無ハンダネジ止め式であるため手軽に固定できる。バナナはフルサーフェスコンタクト仕様と表示され、薄板材をパイプ状にプレス加工している。このタイプはロック不要で使いやすく、この製品も繊細な高域特性、解像度、S/N比が高く、低域の密度は多少弱いがコントラストに優れ、高い性能を備えている。

YラグはY字端子部を横から見ると細いスリットを設けた珍しい2枚刃の形状で、確実な圧着を可能にした構造と説明されている。Yラグの方がバナナより中低域の密度が高く、透明度の高い音質を特色とし、十分に締まりを効かせレスポンスも良好。輪郭は多少あまく中高域の鮮明さや硬質感の少ないなめらかできれいな性質があり、ボーカル帯域に魅力がある。

<この製品の情報は「オーディオアクセサリー」145号から転載しています>

スペック

【SPEC】●適応ケーブル:約3.6mmΦまで(外被は8.2mmΦまで) ●ロジウムメッキ仕上げ ●問い合わせ:東志(株) TEL/03-5423-5511

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