製品批評

Vol.
毎週水曜更新 2004年11月10日号(11/3発行)

銘機DU-7からの飛躍的な進化、新世代のユニバーサル機が登場

文/斎藤宏嗣プロフィール

製品名

伝統のラックス・サウンドを一段と繊細にしたモデル

製品画像

本機の内部構造。随所に徹底した高音質、高画質思想の技術が施されている

高品位ユニバーサルプレーヤーの道を開いたDU-7の価格を据え置き、最先端技術を導入、音質・映像の品位をグレードアップしたインプルーブドモデルだ。

本機は、高品位ユニバーサルプレーヤーの地位をいち早く確立し、銘機の誉れ高いDU-7の後継機である。最新のデバイスとテクノロジーを得たことで、前モデルで培われた再生音重視主義が一段と究められ、格調高いグレードに到達したと言えよう。

CDやDVDオーディオ再生では、スムーズにレンジを両翼に拡げ、帯域内に細やかな音の粒子を満たした分厚いフラット・バランスが音の基調となる。

高品位ユニバーサルプレーヤーにふさわしい、無駄な誇張のない映像及び、オーディオ表現が特徴のモデルだ。オーディオ系の品位を重視するベテランのオーディオファンのAVプレーヤーとして好適なモデルといえる。

<この製品の詳細は「AVレビュー11月号」にも掲載されています>

スペック

【SPEC】●映像DAC:216MHz/14bit ●音声DAC:192kHz/24bit ●映像出力端子:RCAコンポーネント×1、D2×1、他 ●音声出力端子:同軸デジタル×1、光×1、アナログ(LR)×1系統(RCA、XLR)、アナログ(5.1ch)×1 ●外形寸法:467W×148H×394Dmm ●質量:15.0kg ●問い合わせ先:ラックスマン TEL/045-470-6991

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