4K UHD BD『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』、高所アクションを高画質と立体音響で
4K Ultra HD Blu-rayの注目タイトルをプロの評論家が画質と音質の評価チャート付きで紹介する連載企画。今回は、現在発売中の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』。画質と音質の見どころを、伊尾喜大祐氏が自宅のホームシアターで徹底的にチェックした。
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
STORY
前作で登場した、人類殲滅を目論むAI〈エンティティ〉がついに世界中の核兵器システムを掌握し始めた。〈エンティティ〉を制御可能にするソースコードを求め、イーサン・ハント率いるIMFチームが最後の戦いに挑む。
画も音も満点! シリーズ完結にふさわしいシネマ体験
シリーズ前7作…特に第1作の「ある人物」と第3作の「あるアイテム」が物語を左右する、『ミッション:インポッシブル』集大成にふさわしい超大作。
見どころは数あれど、まずはCH4〈エンティティ〉との対話。映像がシネスコからIMAXアスペクトへと拡大し、地球滅亡のビジョンが展開する。CH12の潜水艦潜入では、4K Dolby Visionによる漆黒の深海描写と、Dolby Atmosで押し寄せる水流・船体の軋みが凄まじい臨場感。
そしてクライマックスのCH17南アフリカ上空3000mで撮影された複葉機チェイス。プロペラエンジンの轟音が音場を縦横無尽に飛び回り、通り抜ける風音が耳元をかすめる。大画面再生でゾクゾクするほどの高所酩酊感をご堪能あれ!
SPEC
製作:2025年/米 ●ジャンル:洋画アクション ●監督:クリストファー・マッカリー ●出演:トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル ●本編ディスク:約169分、スコープ、Dolby Vision ●本編音声:英語Dolby Atmos、日本語Dolby TrueHD 7.1ch ●字幕:英語、日本語 ●特典:監督クリストファー・マッカリーとトム・クルーズによる音声解説、監督クリストファー・マッカリー、編集エディ・ハミルトンと第一助監督メアリー・ボウルディングによる音声解説、作曲家マックス・アルジとアルフィ・ゴッドフリー、スコアプロデューサー セシル・トゥルネサックによる音声解説、アイソレーテッドスコア ●特典:同梱の特典ディスクに収録/舞台裏(飛行/深海/北へ/炭鉱/スコア)、編集映像(音声解説付き)、プロモ映像、ギャラリー
