4K UHD BD『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』、ソニックがド派手に音場を飛び回る

4K Ultra HD Blu-rayの注目タイトルをプロの評論家が画質と音質の評価チャート付きで紹介する連載企画。今回は、現在発売中の『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』。画質と音質の見どころを、伊尾喜大祐氏が自宅のホームシアターで徹底的にチェックした。

『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』

●ストーリー

東京で目覚めた最強の敵シャドウ（声はキアヌ・リーブス！）。苦戦するソニックたちの前に現れたのは、死んだはずの宿敵Dr.ロボトニックだった…。東京、ロンドン、そして宇宙で、地球の存亡を賭けた超音速の戦いが展開する！

HDRでまばゆく駆け抜けるスパークと光跡

4.6K撮影／4KのDI映像をDolby Visionで収録。全編にわたってソニックたちのスパークと光跡がまばゆく鮮やか。有機ELなど直視型モニターでの視聴に最適だ。

音声はDolby Atmosで、ピンボールのように飛び回るソニックたちの派手な移動感が楽しめた。中川大志や木村昴の日本語吹替も聴き応え満点でオススメ。

CH2夜の東京バトルは黒がどっしり沈み、スパークや炎が際立つ。スカイツリーの場面では『AKIRA』オマージュも？ CH7、CH8レーザー光線が張り巡らされた通路をダンスで通過するロボトニックたち。

CH10では浮上する巨大宇宙船、そして音場を縦横無尽に駆け巡るソニックとシャドウのラストバトルが展開する。

(C) 2024 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC.

(C) 2024 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC.

SPEC

●製作：2024年／米 ●ジャンル：洋画アニメ ●監督：ジェフ・フォウラー ●声の出演：ベン・シュワルツ ●出演：ジム・キャリー ●本編ディスク：約110分、スコープ、Dolby Vision ●本編音声：英語Dolby Atmos、日本語Dolby Digital ●字幕：英語、日本語 ●特典：ジェフ･フォウラー監督とソニックの声を務めるベン･シュワルツによる音声解説、ソニック･ファミリー、シャドウ登場、ロボトニック家 再会、ソニック愛：3部作の監督、ハチャメチャ 実写の現実：パペット相手の演技ほか