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色々遊べる新機能

iOS16の「切り抜き」はレベル高すぎ、人もキグルミも二次元キャラも素材化できる

2022/09/14 ファイルウェブ編集部
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iOS 16で新たに実装された、「写真の切り抜き」機能がかなり高精度だ。いつも切り抜き処理はPhotoshopを使っているが、これからはいっそiPhoneで行った方がいいかもしれないと思えるレベルだったので、ご紹介したい。

使い方は簡単で、「写真」に保存されたデータを選択し、切り抜きたい対象を長押しするだけ。

写真データで切り抜きを行いたいものを選ぶ

すると切り抜きを行う部分をサーチするように光が動き、指を離せば「共有」から保存ができる。

切り抜きたい被写体を長押しすると切り抜きが行われる。この際に長押ししたまま指を動かせば、どの範囲が切り抜かれたかわかる

あとは指を離して保存するだけ

これだけなのでなんの手間もいらないが、この精度がかなり高い。1人が写っている写真だけでなく、複数人が写っている場合もしっかり認識して全員を切り抜いてくれる。例えばライブ会場の入り口で人が殺到しているような状態では背景と認識されるのかうまくいかなかったが、4人程度なら問題なく切り抜きができた。

また人物以外も切り抜き対象として認識してくれる。試したところ、道で遭遇した猫や、例で使っているうなだれたマスコット(キグルミ)も大丈夫だった。映画のパッケージなどから切り抜きをすることもできる。

さらには二次元イラストにも適用される。ただし、いらすとやのような背景がシンプルなものなら問題ないが、某アイドル系アプリのガチャでレアを引けた際に記念スクショしていたデータを使ってみると、キャラクターを認識して切り抜くものの、さすがに背景と人物の違いを認識するのが難しいのか、大雑把に背景ごと切り抜いたりする。

また実写であっても、背景と対象物の境が曖昧だったり、動きのある写真の場合は難しいところもある。少し暗い空間ではしゃいでいる写真で試したところ、若干背景も一緒に切り抜いてしまった。

少し暗い空間でVRゴーグルをつけてはしゃいでいる写真では、ゴーグルはしっかり認識したものの、振り上げた手や袖など動きのあるところでは若干、大雑把な切り抜きが行われた

ただ、実際にAdobeの「オブジェクト選択」を利用した切り抜きと並べてみるとわかるが、もちろん細部までしっかりとやるならAdobeを使った方がいいにせよ、簡単な切り抜きであればiPhoneでパパっとやった方がキレイで高精度なくらいだ。

Adobeの「オブジェクト選択」を利用した切り抜いたでは、キグルミの耳が失われたり、背景が一緒に取り込まれたりした

iPhoneで切り抜きを行うと、帽子と耳の間や、両足のすきまといった空間も出来た空間も背景と認識して切り抜いてくれている

これなら仕事レベルでも通用するシーンはあるだろう。特にサードパーティ製アプリを必要とせず、標準機能として実装されているため、使い勝手が良い。アイディア次第で色々と遊べそうだ。

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