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DAZN独占配信でテレビ放送予定なし

DAZN値上げ間近。サッカーW杯予選・日本vsオーストラリアをなるべく安く見る方法

2022/02/18 編集部:小野佳希
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DAZN(ダゾーン)が2月22日から実施する値上げおよび無料体験提供終了まで、あと数日となった。今回注目したいのは、来月3月24日に行われるサッカー日本代表のW杯予選・オーストラリア戦についてだ。本記事では、主にオーストラリア戦だけをピンポイントで視聴したい人に向けて、できるだけ安く視聴する方法を解説したい。




まず、なぜオーストラリア戦に注目するのか。それは、オーストラリア戦がDAZN独占配信でテレビ放送がないこと、そして、試合日と料金改定実施日との関係だ。仮に無料体験提供終了ギリギリの2月21日に新規加入しても、オーストラリア戦は1ヶ月の無料体験期間が終了したあとなので料金が発生するのだ。

W杯アジア予選のアウェイ戦はDAZNが独占配信中

結論として、通常の方法では「無料体験を利用してオーストラリア戦を見る」ことはできないことになる。値上げ後の料金1ヶ月分である3,000円が必要だ。しかし、“通常の方法では”と書いたように、条件は絞られるが例外的に無料視聴できるケースもあるので、そちらは後述する。

ちなみに、オーストラリア戦を見て1ヶ月分だけで解約するのであれば(つまり無料体験期間が不要ならば)、値上げ前にあわてて加入する必要はなく、試合当日の加入でも大丈夫だ。ただ、どうせ同じ金額を払うのであれば2月21日までに加入して無料体験も利用したほうがお得だと言える。

ちょうどJリーグも新シーズンが開幕するタイミングであり、プロ野球もオープン戦が行われている。プレミアリーグやラ・リーガを始めとする海外サッカーもシーズン中だ。オーストラリア戦とこれらの試合を見られて2ヶ月(無料体験1ヶ月+有料1ヶ月)で3,000円と考えれば、そこまで割高感もないのではないだろうか。

しかし、「他の競技は必要ない。オーストラリア戦だけ見られればいい」という人にとっては、1試合だけで3,000円というのはハードルが高く感じられるかもしれない。では、これより安く視聴するにはどんな方法があるのか。それが以下のものだ。

■2月21日までにDAZNギフトコード/プリペイドカード 1ヶ月分を購入



ウェブなら楽天市場で販売されているDAZNギフトコード、リアル店舗ならコンビニや家電量販店などで販売されているDAZNプリペイドカードを値上げ前に購入しておくという方法。購入したコードは値上げ後でもそのまま使えるため、オーストラリア戦が近くなってからDAZN入会手続きを行えばいい。

後述するように、auやpovoユーザーであれば、無料になったり、もっと安く済ませる方法もあるが、そちらは回線契約が必要になるのに対し、ギフトコード/プリペイドカード購入は誰でも大丈夫だ。

なお、ギフトコード/プリペイドカードは3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月のものも販売されており、6ヶ月のものなら通常より1ヶ月分、12ヶ月のものなら2ヶ月分料金がお得になる。オーストラリア戦以降もDAZNを利用しそうなら6ヶ月や12ヶ月のものを買っておいたほうがお得だ。

■dアカウントを取得してDAZN for docomoに申し込み(※追記 注意事項アリ)



DAZN for docomoは今回の値上げの対象外となっているため、オーストラリア戦が近くなってから加入すれば従来料金の1,925円で視聴が可能。一見するとドコモユーザーしか利用できそうにない名称だが、加入に必要なdアカウントはドコモユーザー以外も取得できるので、誰でもDAZN for docomoに加入できることになる。

なお、DAZN for docomoでは新規加入者に向けて初月無料特典も提供されているが、2月22日以降もこの初月無料が継続するかどうかは不明。編集部でドコモ広報部に問い合わせたが「継続するとも終了するとも現時点では申し上げられない」とのことだった。もし特典が継続するのなら、これを利用してオーストラリア戦を無料視聴することもできるが…。

※※※2月21日追記※※※
本記事初出後、DAZN for docomoも4月18日からの新規加入は月額3,000円へ値上げされること、および無料体験期間も提供終了となることが発表された。


■(auユーザーのみ)auからDAZNに新規加入



auユーザーならば、auからのDAZN加入で3ヶ月無料体験が提供される。これを利用すれば、無料期間内でオーストラリア戦を視聴できる。

なお、KDDI広報部に確認したところ、DAZN本体で無料体験提供が終了する2月22日以降でも、auのユーザー向け3ヶ月無料体験は提供が継続されるとのこと。また、有料への移行後も毎月110円割引になる。

■(auユーザーのみ)「使い放題MAX 5G/4G DAZNパック」へのプラン変更/新規契約



データ容量使い放題にDAZNの利用料金もセットになって月8,338円というプラン。「使い放題MAX 5G/4G」を使うauユーザーなら、DAZNが実質1,100円で利用できる。もしオーストラリア戦後もDAZNを利用し続けるなら、上記よりこちらのほうが月々の割引額という点では大きい。

なお、使い放題MAX 5G/4G DAZNパックは2月下旬から申し込み受付開始予定。auのプラン変更は申込みの翌月1日から適用となるため、3月24日のオーストラリア戦を見るためには2月中に申し込んでおく必要があるので、受付が開始されたらすぐに申し込んでおいたほうがよいだろう。

■(povoユーザーのみ)povo「DAZN使い放題パック(7日間)」利用



povoユーザー向けに提供されている、760円で7日間だけDAZNが使い放題になるというサービス。DAZN視聴のためのデータ通信料金もプラン内に含まれている。

povoのDAZN使い放題パックは7日間で自動的に終了されるので、退会忘れで課金が継続することがない点も特徴と言える。

■(ソフトバンクユーザーのみ)ソフトバンクプレミアム「エンタメ特典」利用



「メリハリ無制限」「ミニフィットプラン+」「スマホデビュー」いずれかの料金プランに加入しているユーザー向けの「エンタメ特典」を利用する方法。DAZNの利用料金から10%がPayPayで還元される。税抜価格からの計算なので、270円分が還元され実質2,730円になる。

エンタメ特典の利用は公式サイトからのエントリーが必要。また、DAZNの料金をソフトバンクまとめて支払いに設定することなども必要となる。

◇ ◇ ◇


なお、上記で紹介した方法の多くは、自分で退会手続きをしないと2ヶ月目以降も課金が継続する。オーストラリア戦だけDAZNを利用しようとしている場合、退会忘れに注意してほしい。

勝てばW杯本戦出場が決定する重要な試合。テレビ放送がないのは少し寂しいが、スマートフォンやPCでどこでも見られるというネット配信のメリットもある。紹介したような割引もうまく活用してぜひチェックしてみてほしい。最後に余談となるが、普段以上にアクセスが集中するであろうこの試合に対して、DAZNのサーバーが頑張ってくれることも期待しながら記事を終わりたい。

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