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在宅ワークの体調管理、「Apple Watch」で“続ける”モチベアップ!

公開日 2020/04/22 06:30 山本 敦
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新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、ワークスタイルを在宅勤務に切り換えた方も多いと思う。感染予防を徹底しても、運動不足で体調を崩してしまっては元も子もない。今回はボディメンテナンスに役立つ「Apple Watch」活用術を紹介したい。

「アクティビティ」アプリで、とにかく毎日 “立つ” ことから始める

Apple Watchはヘルスケア用途にも大変使い勝手の良いデバイスだ。プリインされている「アクティビティ」アプリを使うと、ペアリングしたiPhoneと連動しながら毎日の運動量が記録でき、続けるモチベーションがわいてくる。

「アクティビティ」アプリの達成履歴はiPhoneで詳しい数値を確認できる

アプリのゴールはとてもシンプル。設定した目標に沿ってムーブ/エクササイズ/スタンドという3つのリングを1日の間に完成させること。赤い「ムーブ」リングは消費したアクティブカロリー、緑の「エクササイズ」は早歩き以上の運動を行った時間。そして青い「スタンド」のリングは1分以上立って動き回った時間を示している。

日本全国に向けて発出された緊急事態宣言を受けて、不要不急の外出を避けなければならない今は、なかなかムーブとエクササイズのリングは達成しにくいかもしれない。せめて “座りっぱなし” は避けられるようにスタンドのゴールクリアを心がけよう。

50分座りっぱなしになっていると、Apple Watchが1分間は立つようにリマインダーを送ってくる。1週間を通じて毎日スタンドゴールを達成すると「完璧な1週間(スタンド)」バッジが取得できる。成果バッジのコレクションはiPhoneのアクティビティアプリの画面から確認できる。

アクティビティの成果バッジのコレクションがたまっていくと続けるモチベーションがわいてくる

アクティビティアプリの「共有」機能を使えば、Apple Watchを着けている家族や、在宅勤務中の同僚に呼びかけ、ゴール達成への競争も行える。Apple Watchを身に着けて獲得したアクティビティの過去の成果はウォッチ単体でも確認できるが、iPhoneのアクティビティ、またはヘルスケアアプリなら、週・月単位の履歴が数値やグラフで確認できる。

Apple WatchとiPhoneを組み合わせることで、過去のデータとの比較なども行いやすい。これも続けるモチベーションを引き出すことにつながるはずだ

「呼吸」アプリで集中力を高める

在宅勤務環境になかなか馴染めず、集中が散漫になりがちな時は「呼吸」アプリを使ってみよう。Apple Watchの触感フィードバックによるナビゲーションを手首に感じながら、1分間の深呼吸セッションを継続すれば、徐々に心が整ってくるはずだ。1日の中で呼吸アプリを実行する回数は、在宅勤務を始めたばかりの頃は多めに設定した方が良いかもしれない。iOSのWatchアプリから「呼吸リマインダー」の回数が変更できるので覚えておこう。

Apple Watchにプリインされている定番アプリ「呼吸」で集中力を高めよう

Apple Watchに対応するエクササイズ系アプリは、App Storeに数多く揃っている。watchOS 6からApple WatchにもApp Storeアプリが加わり、iPhoneを介さなくてもウォッチでアプリを探して直接インストールできるようになった。watchOS 6.2からはウォッチ単体でのアプリ内課金にも対応する。

watchOS 6からApp Storeが利用できるようになった

音楽再生で気分を上げて運動を楽しむ

Apple WatchはSeries 3以降から単体でモバイルネットワークに接続できるCellularモデルがラインナップに加わった。日本ではNTTドコモ、au、ソフトバンクが提供するApple Watch向けの携帯電話通信サービスを契約することが前提になるが、自宅にiPhoneを置いてApple Watchだけを身に着けてウォーキング、ジョギングに出ても「マップ」アプリで常時現在地が確認できるようになる。

またApple Watchから、Apple Musicを利用して音楽を聴くこともできる。AirPodsなどのワイヤレスイヤホンで音楽コンテンツのストリーミング再生を楽しめるようになると、体を動かしたくなってくる。

室内でできるちょっとした運動でも、スマホをポケットに入れておくと邪魔になる。Apple Watchであれば妨げにはならないし、スマホよりも正しくデータを測定できる。楽しい運動のお供にも、Apple Watchは向いている。

(山本 敦)

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