「パペ文字」と「ホロライブ」

おっさんが美少女Vtuberになれるアプリを、実際に美少女になって動画レビュー

編集部:風間雄介
2018年04月06日
いま、Vtuber(ブイチューバー)が熱い。VTuberというのは、バーチャルユーチューバーのこと。自分の姿を出さずに、CGキャラなどの仮想キャラでYouTuberをやっている方々(あるいはそのキャラ自身)を指す。

このVtuber、どんどん増殖しているようで、前々から気になっていたのだが、CG制作などやったことないし…と諦めていた。

だがこの数日、iPhoneだけでVtuberになれるアプリが相次いで登場した。それが「パペ文字」と「ホロライブ」だ。

表情読み取り精度が高い「パペ文字」

「パペ文字」(製品紹介ページ)は、iPhone Xの顔認識センサーを利用したVtuberアプリだ。まずはパペ文字を実際に使ってみた動画をご覧頂きたい。



……いかがだろうか。用意されている美少女キャラは3種類だが、それ以外にもマスクや目線バー、動物など様々なキャラクターが用意されており、汎用性が高い。

何かの動物だろうか、人間以外にもなれる

目線バーも用意

また、特筆すべきは、その表情読み取り精度と、それをリアルタイムCG生成に落とし込む精度の高さ。「こんな表情にしたい」と思って筋肉を動かすと、ほぼ思い通りの表情が得られる。怒り顔、困り顔、笑い顔、口の開け方の大小など、イメージ通りになるのが嬉しい。iPhone Xの顔認識機能を非常に上手く活用している印象だ。

また声のピッチを変えることができるので、おっさんが地声で話しても、高い声にすることは可能。だがこの機能で声を変えると、どうにも「警視庁24時」感がぬぐえない。もう少し高精度なボイスチェンジャー機能が欲しいところだ。

そのほか、設定には「顔隠し設定」もある。これは、iPhone Xの顔認識が外れた場合、自分の顔が晒されないよう、真っ暗にしたり、アイコンを表示したりする機能だ。プライバシーを大切にする方には嬉しい機能だろう。

より3Dっぽいキャラも用意されている

様々な設定が可能

なお、ライブ配信はFacebookとYouTubeに対応している。全体的に完成度が高く、これが無料でダウンロードできるとは信じられないほどだ。今後、キャラクターのさらなる充実を期待したい。

全身美少女になれる、だが音は別録りが必要な「ホロライブ」

もうひとつ、「ホロライブ」(ニュースリリース)というアプリも紹介したい。こちらもまずは動画を見て頂こう。




動画に音が入っていないのはミスではなく、音声は別に録る仕様だ。また配信機能もなく、映像生成だけを担っている。なお配信は、「Mirrativ」の外部アプリと連携することで行える。

それだけにCGのクオリティはハイレベル。美少女キャラは「バーチャル狐娘Youtuberおじさん」(のじゃおじさん)を含む3種類、そしてイケメンキャラまでいる。さらに、カメラで撮影した映像はいっさい入らず、すべてCGなので、余計なモノが映り込む心配はない。

ツインテール&メイド? な感じの女の子

バーチャル狐娘Youtuberおじさん

イケメンキャラまで

映像の背景もホワイト、教室、スタジオ、グリーンバック(ワイプに使える)から選択できる。

今回はiPhone Xで試したのだが、表情の読み取り精度はあと一歩という印象だ。一生懸命口を大きく開けても、キャラクターがそれに追随してくれない。表情の種類も乏しく、無表情な雰囲気になりがちだ。このあたりは今後の改善に期待したい。

ただしiPhone X以外のiPhoneやAndroidでは、目の開閉は自動、口の開閉はリップシンクで対応するとのことで、iPhone X以外の機種でも使えるのは嬉しいポイントだ。



以上、おっさんでも美少女になれるVtuberアプリ2種類をテストしてみた。おそらくこれら以外にも、次々にVtuberアプリが登場してくるだろう。となると、実際に配信を行うVtuberがますます増えることは必至で、今後の動向からも目が離せない。


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