パイオニアPDV-20と接続して大画面を堪能。つい笑みがこぼれてしまう。これは楽しい!
部屋の中でもアイトレックはすこぶる便利だ。据置型プレーヤーを使っても、62インチの大画面で映画鑑賞をするためのスペースとして一畳程度のスペースがあれば十分、というのがすごい。もしポータブルDVDを使うなら、トイレの中でも映画鑑賞できるのだ。トイレの長いひとはさらに長くなること間違いなし。

屋内の場合はふつう携帯性は求められないので、据置型プレーヤーとの接続の場合には、アイトレックに対する電源供給はコンセントからACアダプターを介して行うことになる。ACアダプター自体はコンパクトではないが、それでも、いったん接続してしまえば邪魔にはならない。アンプもテレビやスクリーンも必要ないので、ただDVDプレーヤーとEye-Trekだけあれば映画鑑賞ができてしまう。

イヤホンは本来耳にはめて使うものだが、うっとうしく感じる場合はフレーム部につけたまま、耳に入れずに使ってもいい。周りの音に邪魔されないひとりだけの空間であれば聴きづらいこともなく、自然なサウンドを楽しむことができる。ただ、バーチャル・サラウンド効果をちゃんと得るためには、耳に入れないといけない。迫力を取るか心地よさを取るかという選択だ。もうひとつのメリットは、寝ころがりながら映画を観れること。テレビやスクリーンを天井に設置するわけにはいかないが、Eye-Trekを付ければ天井も床もどこもみな大画面になってしまう。寝ながらの映画鑑賞はすごくラクチンだ。