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低遅延モードにご注目を!

【完全ワイヤレス特集 PART.9】動画・ゲームをするなら?

公開日 2023/11/28 06:30 プレミアムヘッドホンガイド編集部
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深まる秋。通勤・通学はもちろん、夜長のお供に。完全ワイヤレスイヤホン300機種以上を実際にテストしてきた専門誌が、10個のテーマで推薦商品をナビゲート! あなたにぴったりのアイテムをこの特集で探してみてください!





『遅延対策は複数ある』


動画やゲームを楽しむために気にすべきは「遅延対策」です。YouTube動画で声と口の動きが合わないと感じたらそれが遅延です。というのもSBCコーデックでは220msec(0.22秒)も音が遅れるとされています。一方、人は100msec(0.1秒)の遅れがあると遅延を感じるそうです。

ゲームや動画を楽しんでいると、わずかな音の遅延が気になるもの。そこで、遅延の少ない完全ワイヤレスイヤホンを厳選してご紹介

そのため、独自の低遅延モードを搭載したモデルか、組み合わせるスマホ側も対応している必要がありますが、50〜80msec(0.05〜0.08秒)の遅延で済むaptX Adaptiveに対応したモデルがお薦めです。またJBLRazerのように独自無線規格を使うUSBドングルを付属するモデルもあるので、PCやPS5を使う方はこちらをどうぞ。




「アニメファンに捧ぐ」


ANIMA「ANW02」

■ANIMA「ANW02」¥OPEN(直販サイト価格¥33,980/税込)
サウンドプロデューサーのTAKU INOUE氏が音質チューニングを施したアニメ・ゲームファンに捧ぐイヤホン。コーデックはaptX Adaptiveに対応します。音響設計はアコースチューンが担当し、高級有線イヤホンと同等の性能を満たすべくドライバーも新規開発した音にこだわる一台です。



「独自の低遅延技術を搭載」


ANKER「Soundcore VR P10」

■ANKER「Soundcore VR P10」¥14,990(税込)
独自の「LightningSync技術」により30msecという低遅延接続を実現。USBドングルを付属するため、Meta Quest 2、PS5、Nintendo Switch、PCなどと接続できます。イヤホンは単体でBluetooth接続できるため、スマホでボイスチャットをしながらゲームを楽しむこともできます。



「魅力あるSFデザイン」


GRAVASTAR「Sirius Pro」

■GRAVASTAR「Sirius Pro」¥19,800(税込)
亜鉛合金素材でつくられたSFデザインのケースが非常に魅力的ですが、BAとダイナミックのハイブリッド型を採用するなど中身は本格派。ゲームモードでは65msecの低遅延を実現するのに加えて、動画視聴時には映画モードも搭載するので、様々なシーンで活躍してくれます。



「マルチに使えます」


JBL「Quantum TWS」

■JBL「Quantum TWS」¥OPEN(直販サイト価格¥19,800/税込)
Bluetooth接続とは別に、低遅延と高い安定性を持つ2.4GHzワイヤレス接続に対応したゲーミングイヤホン。PCのソフトウェア「JBL Quantum」を使うことで、PC接続時では独自のサラウンドサウンドも再生可能です。ノイキャンや外音取り込みにも対応。マルチに使えます。



「隙のないゲーミングTWS」


RAZER「Hammerhead Pro Hyperspeed」

■RAZER「Hammerhead Pro Hyperspeed」¥OPEN(直販サイト価格¥29,980/税込)
Bluetooth接続の他に独自の2.4GHz技術を使い40msec未満の低遅延を実現。10段階から調節可能なハイブリッド方式のノイキャンにも対応しており、ゲームの集中力を切らすこともありません。ビームフォーミングマイクでボイスチャットも良好。ケースはワイヤレス充電に対応します。



※この記事は2023年8月に刊行された「プレミアムヘッドホンガイド」VOL.30の内容をもとに加筆・修正をおこなったものです

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