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無料ダウンロードキャンペーンもスタート

従来とは異なるストリーミング音楽配信「OTOTOY Collections」。その魅力を竹中直純氏が語る

海上 忍

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2018年02月06日
■ダウンロード型にしてストリーミング型

国内外に音楽配信サービスは多数あるが、どこも大差ないと決めつけていないだろうか? 確かに、レコード会社/レーベルから供給される音源が完全に同一だとすると、あとは適用するコーデックやビットレートなど符合化時の設定か、付与するメタデータに多少の違いがある程度だ。近年ではダウンロード型からストリーミング型へとトレンドが変化しており、音源(ファイル)を目にする機会が減少した分、余計に差を感じにくくなっている。

OTOTOY Collectionsの開発者でもある代表取締役の竹中直純氏。今回は、同氏にサービス開始の狙いを訊く

そのような状況において、サービサーは他との差別化をどこに置くべきか。ダウンロード型であれば、音質(フォーマット/データ量)を向上させることはひとつの方法だし、購入者特典を付けるという手があるだろう。もちろん、取り扱いアーティスト数/アルバムタイトル数を増やす努力もある。ストリーミング型は、取り扱いアーティスト数/アルバムタイトル数ばかり注目されがちだが、いち早くスマートスピーカーをサポートするなど対応機器の多さを売りにしているところも多い。

2018年1月19日からスタートしたOTOTOY Collections。これまでOTOTOYで入手した音源を、ウェブブラウザ上でストリーミングすることが可能になった

OTOTOY(オトトイ)は、これまでダウンロード型の音楽配信サービスとして知られていた。「これまで」としたのは、新たにストリーミングサービス「OTOTOY Collections」を開始したからだ。ダウンロード型にしてストリーミング型、一見矛盾しているように思えるが、その仕組みを理解すれば肯けるはず。

今後OTOTOYでは、従来どおりDSDやFLACなどのハイレゾ音源をダウンロード型で提供しつつ、そこに「購入した音源のみストリーミング可」というサービスを付加する。特定のハードウェア/プラットフォームには依存せず、HTML5対応のウェブブラウザとインターネット接続環境さえあればいい。月額費などの追加出費も必要ない。つまり、ふだん使いのパソコン1台を用意するだけで、OTOTOYのサイトでストリーミングを楽しめるというわけだ。

ただし、ストリーミングの対象となるのはOTOTOYで購入/ダウンロードしたことがある音源のみ(無償配布音源を含む)。ここが“月定額で聴き放題”のストリーミングサービスとは決定的に異なる点だ。

ブラウザが「楽曲を購入し楽しむ場所」に

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