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ミュージシャン目線でハイレゾスマホをチェック

<インタビュー>『昼顔』挿入歌を歌うジャズシンガー・青木カレンが語る“GRANBEAT”の魅力

公開日 2017/06/22 12:30 構成:PHILE WEB編集部
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ーー そうなんですね。カレンさんはニルヴァーナのカバーもされていたり、意外な音楽背景があるのかな?と思っていたんですけど、これまではどういった音楽を聴いてこられたんでしょうか。

カレンさん: いろんな音楽が好きなんですけど、音楽の道に入ったきっかけがMTVで見たミュージックビデオなんです。当時はマドンナだったり、すごく素敵だなと思っていて、いつか自分で撮る仕事がしたいと考えていたんです。それで、大学時代にカメラマンのアシスタントになって、自分で動画を撮って音楽をつけたりとか始めたんですけど……最終的に映像の方は、才能がないなと自分で思って(笑)。そこから自然と音楽の方向に変わっていきました。

ーー ジャズに移行されたのはいつ頃からなんですか?

カレンさん: ジャズに出会ったのは20歳頃です。学生時代にはパンクだったり、ジャニス・ジョプリンとか好きだったんです。今振り返ると、歌だけじゃない音楽というか、そういう部分に惹かれていって、ジャズを聴くようになったと思います。高校時代はすごいパンク少女だったんですよ、髪をヒョウ柄に染めたりしてました!

毎日軍服を着ていたというパンク時代を経て、今や美しいジャズシンガーに

ーー とても想像ができないです…!ジャズに出会った大学時代にデビューされて、現在では劇伴の仕事もされていらっしゃいますよね。完全オリジナルと劇伴との違いは、どういった点にあるのでしょうか?

カレンさん: そうですね、やはりオリジナルと違って映像ありきの音楽なので、その映像に合うようにという部分と、劇伴の場合は必ず音楽監督さんがいらっしゃるので、その方のイメージ通りに歌うように心がけています。オリジナルだと自分で歌い方を決めていくんですけど、劇伴では真っ白な状態で取り組むようにしていますね。

今回「昼顔」の挿入歌『Never Again』を歌わせていただいているんですけど、主人公の女性があまり劇中では自分の気持ちを弁明するタイミングがないので、それは曲の中で表現できたらいいなと思って歌いました。言葉にしてしまうと許されない感情だとしても、曲の中では純粋でいられるような、そんなイメージですね。

『Never Again』では劇中で言葉にならない気持ちを歌で表現している

次回新作もハイレゾ配信!GRANBEATで良質な音といつもそばに

ーー いま話題にも出ましたが、6月10日に「昼顔」の映画が公開されましたよね。これから見に行かれる方もいらっしゃると思いますが、挿入歌「Never again」の聴きどころなど教えてください。

カレンさん: 「Never again」はやはり、昼顔というドラマありきの音楽なので、ぜひドラマや映画を見てもらってからじっくりと聴いてほしいですね。音楽的には、ライブなどで歌わせていただく際に何度かリアレンジしようかとも思ったんですが、曲の良さはオリジナルの編曲の状態がやっぱり良いなと。なので、オリジナルの状態を良い音で聴いてほしいです。

ーー 今現在の最新作としては10周年記念のベスト・アルバムが発売されていますよね。特にお気に入りの曲はありますか?また、カレンさんの楽曲をこれから聴いてみようという方に「まずはこれ!」という一押しの楽曲などあればぜひ!

カレンさん: ベスト盤のお気に入りは「Sugar cake」や「My cherie amour」ですかね。新録した「Devil May Care」「You」もお気に入りです。それから、ちょっと前の作品になるんですが、indigo jam unitというアーティストと一緒にやった「Summertime」「LOVE for SALE」という曲があるんですが、これはほぼ同じ空間でバンドと一緒に一発録りしたんです。音が良い環境であればあるほど、この楽曲の切実な空気感が伝わると思います。時間的にもとてもタイトなレコーディングで切実だったので…(笑)

ーー 「You」はギターから始まって、ピアノが乗ってきて…とオーディオ的なチェックポイントが多くある楽曲だなと思います。

カレンさん: 私の周りにもオーディオマニアなエンジニアさん達がたくさんいるので(笑)、それはすごく喜ぶと思います。やっぱり細かなこだわりの積み重ねで音を作っているので、そのこだわりは伝われば伝わるほど嬉しいですね。

楽曲に対するこだわりがより伝わることは、ミュージシャンにとってもエンジニアにとっても嬉しいことだという

私自身は、自分の曲を聴く時にはやはり声をメインに聴きますね。表現したいニュアンスがちゃんと出来ているのかを確認して、次に全体バランスという感じです。他の方の音楽を聴く時は最初から全体を聴いてますね。かっこいいな〜と感じたら、すぐライブを見に行きたくなります。

ーー 現在は新作のレコーディング中なんですよね。GRANBEATはe-onkyo musicから直接ダウンロードが出来ますし、手軽にハイレゾを楽しめるところもポイントとなっているのですが、新作もハイレゾ配信の予定はありますか?

カレンさん: はい、ハイレゾでの配信も予定しています。楽しみにしていただければと思います。私は、ジャズはなるべく実用的な音楽でありたいと思っていて。長い通勤時間があっという間に感じられたりだとか、いつもそばにある音楽でありたいので、それをこの軽さで身につけていられるというのは、とても良いなと思います。

ーー ありがとうございました。新作も楽しみにしています!


【Infomation】

Blue Note ジャズフェスティバル in Japan 2017出演決定!


2017年9月23日(土)・24日(日) 2日間限定、横浜赤レンガ倉庫特設会場で開催される
「Blue Note ジャズフェスティバル」 
観覧無料のステージ「On the Corner」ステージへ青木カレンが出演。
総勢7名もの人気実力派ジャズマンが集結する特別なバンドで、この日限りのスペシャルなステージを届けます。
出演日時などは、下記、随時更新される下記オフィシャルHPを是非チェック下さい!
http://bluenotejazzfestival.jp/

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